ロッテ、台湾楽天に逆転 アジアゲートウエイ交流戦in石垣島
千葉ロッテマリーンズと楽天モンキーズ(台湾)の交流戦「アジアゲートウエイ交流戦パワーシリーズ2024in石垣島」が17日、ロートスタジアム石垣(石垣市中央運動公園野球場)で行われ、ロッテ球団と石垣島協力会によると3000人が来場した。プロのスピード、パワー、技術に場内から拍手と歓声が上がった。初戦はロッテが9―4で勝利した。18日も午後1時から行われる。
午後1時の試合開始を前にセレモニーがあり、ミス八重山星の砂の馬渡彩さんと南十字星の大嵩凛佳さんから両球団の選手代表に花束が贈られ、楽天の石垣島滞在を支援している美崎牛本店の美崎信二代表が始球式を務めた。
ゲームは楽天が先行し、ロッテが追いついて逆転する内容。ロッテが14安打を放ち、打力で上回った。楽天打線から本塁打が飛び出すと、音楽に合わせて声援を送っていた三塁側楽天スタンドは大歓声に包まれた。楽天ガールズとロッテのチアパフォーマー「M☆Splash!!」(エムスプラシュ)が観戦の盛り上げに一役買った。
家族3人そろってパリーグはロッテ、セリーグはドラゴンズのファンで16日にドラゴンズのキャンプを見た後、この日初めて両親と石垣島を訪れたという加藤杏菜さん(19)=名古屋市=は「好きな藤原選手がいなかったのが残念だったが、普段の練習試合は静かなので楽天の応援が面白かった」と満足そう。
毎年交流戦を観戦している地元の70代男性は「日本と台湾のプロの力を見るのがおもしろい。また、台湾の応援はおもしろいのでロッテ側の応援もあったほうがいい」と望んだ。
外野席では地元少年野球の子どもたちが「ボールくださーい」「ボール、プリーズ」などと大きな声を出し、外野手から投げ入れられるボールに大喜び。台湾の中堅手が投げたボールを直接グローブでキャッチした小禄凰晟(ルビ=おうせい)さん(八島小5年)は「2年連続でボールをキャッチできてうれしかった。僕も外野手なので、プロの選手たちの動きをまねることができるようになりたい」と憧れのまなざしを向けていた。
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