八重山毎日新聞社

　八重山ライオンズクラブ（糸数修一会長）は14日、第1回石垣島国際カジキ釣大会（同実行委員会主催）を今年5月10日から12日までの日程で開催すると発表した。石垣市内のホテルで行われた会見で、大会長を務める糸数会長は「未来を担う地域の子どもたちのためのイベントにしたい。チャリティーとして300万円以上を目標としているので、多くのアングラーに参加してもらい、今後も大会を継続していきたい」と抱負を語った。

　競技は、2日間とも石垣港沖をスタート地点に午前7時開始。対象魚をカジキ類に絞り、20カイリ内のトローリングで競う。電動リールや電気ショッカーなどの補助器具の禁止。ライン・リーダーの長さや針のサイズは自由でルアー、生き餌の使用も認められる。

　魚の重さ1㌔につき1㌽、リリースした場合は一律100㌽として、その合計ポイントで順位を決定する。大物賞や船長賞も設けられる。

　大会1日目はウェルカムパーティーを開催するほか、最終日の12日は新川漁港で表彰式や懇親会を開催。飲食店の出店や舞台での余興などもあり「子どもや家族連れも楽しめるものにしたい」と一般の来場も呼び掛けている。

　糸数大会長は「離島は物価も高く、県大会や全国大会の派遣も大変だ。収益金は、子ども食堂や郷土芸能、ボーイスカウト、台湾への留学生の支援金などに活用していきたい」と述べた。

　同実行委員では事務スタッフや当日の会場スタッフのボランティアも募集しており「志のある人にぜひ手伝ってもらいたい」とサポートを呼び掛けた。

　申し込みは3月22日までで、オンラインか所定の書面を提出する。参加申込書は大会サイトからダウンロードできる。

　問い合わせや競技の申し込みは、八重山ライオンズクラブ事務局（82―3645）まで。

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