11団体が個性豊かな作品 生涯学習フェス
- 2024年02月06日
- 地域・教育
廃材を活用したリサイクルアートに取り組んでいる登野城老人クラブ若返り会の皆さん=5日午後、石垣市役所市民広場
第21回生涯学習フェスティバル「展示の部」で飾られた俳句作品の数々=5日午後、石垣市役所市民広場
市役所を訪れる市民が足を止めて作品に見入った=5日午後、石垣市役所市民広場
第21回生涯学習フェスティバル(石垣市教育委員会主催)の展示の部が5日から市役所市民広場で始まった。市内で社会教育に携わる11団体が手作りのたこやクラフトアート、俳句、水墨画、絵手紙など個性豊かな作品を展示。ことし1年の取り組みや会の沿革などを紹介している。市教委いきいき学び課の担当者は「多種多様な作品が並んでいる。展示を通して生涯学習に関心を持ってもらえたら」と期待する。展示は9日午後4時まで。
市内で生涯学習や社会教育に取り組む団体の成果を広く市民へ発表することで、市民の生涯学習への意欲を高めることが目的。
登野城老人クラブ若返り会(宮良祐次会長・会員約70人)は、トイレットペーパーの芯を利用した立体的なアート作品やペットボトルを使用した鉢、牛乳パックの小物入れなど、廃材を活用したリサイクル作品を多数展示している。
週1回の100歳体操の後に作品づくりやお茶会、カラオケ大会などで楽しんでいるといい、宮良会長は「楽しく手と頭を使うことがモットー。アイデア次第でいろんなことができることを見てほしい」と呼び掛けた。
八重山凧愛好会は、巨大なミルク凧や八角凧、シャクシメー、クバ凧などを展示。水墨画を楽しむ会による花や風景、ことしの干支の辰の水墨画、句会聖紫会による四季折々の俳句、絵手紙の水彩画などが訪れた市民を楽しませている。
このほかにも、石垣市文庫連絡協議会は写真をふんだんに使用してこれまでの活動を紹介、吉原あるある探検隊は地域に自生するクバの葉を使ったカゴやしめ縄づくりを行った様子や作品を飾った。
高齢者大学OB会は日々の活動に取り組む様子を撮影した写真や新聞記事を掲載。青少年センターやいきいき学び課の社会教育活動なども紹介されている。
6日と8日の午後1時~午後4時は、登野城老人クラブ若返り会がトイレットペーパーを使用したクラフトアート作り体験を市役所市民広場で実施予定。
ことしは「舞台の部」が11日午後1時から、石垣市社会教育学級・石公連社会教育学級合同閉級式(5団体)が同日午後4時から、それぞれ石垣市民会館中ホールで開かれる。
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