いしがき教育の日 4個人2団体を表彰
- 2024年02月05日
- 地域・教育
教育に対する市民の関心と理解を深め、子どもたちの教育について考える「いしがき教育の日」の4日、教育功労者への表彰式が行われ、家庭や地域などから推薦を受けた4個人2団体が﨑山晃教育長から表彰状を受け取った。(8面に関連)
学校、家庭、地域住民や関係者が教育におけるそれぞれの役割と責任を自覚し、子どもたちの学力向上と健全な心の育成について考えることが目的。
ことしの教育功労には、坂中健作氏(八島小PTA会長)、長浜寛氏(伝統文化の継承・保存)、内藤祐生氏(環境美化整備)、長嶺正治氏(PTA会長や消防団長など)の4氏と、㈱龍生造園(伊良部秀之代表)、石垣やいま村の2団体が選ばれた。
㈱龍生造園は、運動会前のグラウンド整備や樹木の選定を長年にわたって行った功績や、八島小30周年記念行事で委員長としての貢献が評価された。石垣やいま村は、カンムリワシの救護体制の拡充などにより市の天然記念物保護行政に貢献していることが認められた。
受賞者を代表し、大浜地域で伝統文化の継承に長年にわたり尽力している長浜氏があいさつ。
「大浜地域は伝統文化が盛んで、獅子舞、棒術、アンガマ、古謡が先人たちから代々伝えられてきた。(その基礎である)スマムニが各地域であまり聞けない状況になっているので、教育の一環としてぜひ現場からの普及もお願いします」と呼び掛けた。
主催者を代表して﨑山教育長は「学校教育、社会教育、文化功労や善行の分野で長年にわたり市民の模範として教育界の発展に尽くしていただいた。今後も教育を支援する輪が全市民に広がることを願っている」とあいさつ。
中山義隆市長も「学校、家庭、地域、行政がそれぞれ役割分担して教育に取り組んでいくことが必要。今後も変わらぬ愛情で子どもたちを見守り、育ててほしい」と激励した。
「いしがき教育の日」は2008年に制定され、2月を「教育月間」、第1日曜日を「教育の日」と定めている。
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