弊社も中学校の職場体験学習に協力している…
- 2024年02月03日
- 不連続線
弊社も中学校の職場体験学習に協力している。直近では昨年9月に2日間、石垣中の生徒2人を受け入れた。この学習には、働くことの大切さや責任感を学び、社会の仕組みを知り、そして将来の生き方について考えてもらおうという狙いがある▼新聞社では営業、総務、編集、制作、印刷など各部署の担当者から説明を受けたり、業務の一端を体験したり。編集現場では、受け入れ事業所に出向いて生徒や担当者から話を聞き、写真を撮り、そして記事に仕上げる作業も行う▼そんな中学生の職場体験を巡り、石垣市教育委員会が自衛隊沖縄地方協力本部石垣出張の依頼を受け、陸自石垣駐屯地での職場体験資料を全中学9校に配布した(1月20日付9面)。軍事的なものではなく災害対応の体験なので、というのが理由のよう▼なんか違うんじゃない。だって自衛隊法にもあるように自衛隊の主たる任務は「我が国を防衛すること」だから。その防衛のありようは変化している。国外の戦闘に出ていく可能性があるし、国外に直接攻撃できる武器も保有することになる▼職場体験で事業所側は業務内容のほぼすべてを紹介する。そうでないと、生徒が将来の生き方について考えることにつながらない▼出張所が希望する職場体験はバランスを欠いてないか。(比嘉盛友)
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