中島(男子) 横尾(女子) 初V 石垣島マラソン
第21回石垣島マラソン(石垣市など主催)が21日、市中央運動公園を発着点にフル、ハーフ、10㌔、リレーの各コースで行われた。1040人が出場したフルマラソンは、男子で中島弘貴(34)=大阪=が2時間28分6秒、女子で横尾奈月(41)=石垣市=が2時間53分23秒でそれぞれ初優勝を飾った。大会には今回、初めて設定された5人で10㌔を走るリレーを含めた4部門に合わせて3410人、41チームが出場、3306人、41チームが完走を果たした。完走率は97・0%だった。沿道には大勢の市民が繰り出し、拍手や声援で悪天候の中を走るランナーたちの背中を押した。今大会からフルの地元の表彰は無くなった。(6、7、8面に成績表、10、11面に関連、12面に写真特集)
フル男子は、海外の大会など経験豊富な中島が雨と強風の中、力走を見せて頂点に輝いた。フル女子は、序盤からトップをキープした横尾が歴代2位となる好タイムでゴール。初のフル出場で栄冠を手にした。
1081人が出場したハーフは男子・富田繁生=那覇市=が1時間14分17秒、女子・淺田千安芸=埼玉=が1時間38分4秒、1327人が走った10㌔は男子・二瓶広太郎=埼玉=が35分25秒、女子・近藤かすみ=愛知=が37分55秒、41チームが競った10㌔リレー一般は陸匠神光士隊=北海道=が38分21秒、同高校生部門は田福チルドレン=石垣市=が1時間18秒、同中学生部門はIRC=同=が38分40秒で制した。
石垣島地方気象台によると、スタート時の午前8時の気温は18・3度、湿度は87%、北北東の風5・1㍍だった。
スタートから雨がぱらついたほか市街地を離れたフルやハーフでは時折、強い風も吹き付けるなどランナーにとっては厳しい条件の下でのレースとなった。
コース各地に設置されたエイドステーションでは、ボランティアスタッフが給水などに奔走。沿道の応援とともに選手たちをサポートした。
大会のスターターは、市出身で西武ライオンズの平良海馬投手が務めた。
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