横断歩道の目の前で信号待ちをする人がよく…
- 2024年01月17日
- 不連続線
横断歩道の目の前で信号待ちをする人がよくいる。心配性の私としては「後ろから押されたら危ないな」と気になる▼過去に掲載された交通安全教室の記事をみると「右手を上げて左右確認」「道路で遊ばない」「車の陰から渡らない、飛び出さない」「信号のある場所で渡る」との指導はあるが、信号の待ち方がない▼信号待ちのテクニックをいくつか紹介しよう。まず最前列に立たない。歩行者が多い場合、故意でも過失でも後ろから押されると危ない▼最前列に立った場合は、両足をそろえて直立しない。「気をつけ」状態の足は初動が遅い。どちらかの足を前に出し、前足の膝にゆるみを持たせることが大事。空手でも剣道でも野球の打者でも試合でそうしている▼後ろを見る。自分の後ろにいる人が、どんな人かちらっと確認する。知人か他人か1人か集団かどうかも。嫌な感じがしたら移動しよう。なお、上りの階段やエスカレーターは最初に上るほうがいい。そして下りは最後に下りる。常に集団より上にいるほうが群集事故の被害に遭わずにすむ▼今月6日、JR品川駅ホームで突き落とし事件が発生、男が逮捕された。最前列で待っていた女性が線路に落とされた。本州も那覇も人が多い。都会に出る時は周囲に危険がないか目を光らせよう。(玉津盛昭)
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
関連するニュース
- 関連するニュースはありません。