真栄里、総合4連覇 2位白保、3位波照間
- 2024年01月15日
- スポーツ
総合4連覇のゴールを切る真栄里のアンカー角田智史=14日午後、石垣市中央運動公園陸上競技場
総合4連覇を飾った真栄里=14日午後、市中央運動公園陸上競技場
ぎりぎりのメンバー数ながら、中高生のがんばりなど前半優勝をもぎとった波照間=14日午前、石垣市中央運動公園陸上競技場
前回より32分超のタイムを縮め、躍進賞と後半優勝に輝いた白保の皆さん=14日、石垣市中央運動公園陸上競技場
第48回八重山毎日駅伝競走大会(主催・八重山毎日新聞社、主管・八重山郡陸上競技協会)が14日、石垣市中央運動公園陸上競技場を発着点に石垣島を東回りに1周する前半8区間31・1㌔、後半8区間45・6㌔、計16区間76・7㌔のコースで行われ、前半3位、後半2位の真栄里が4時間49分10秒で総合4連覇、通算5度目の優勝を飾った。2位は後半優勝の白保、3位は前半優勝の波照間だった。躍進賞は前回大会の記録から32分56秒縮めた白保が獲得。男子最優秀選手には8区で10大会ぶりに区間新記録を樹立した登野城の川島海斗、女子同には白保を後半優勝に押し上げる殊勲の走りを見せた山本幸野が選ばれた。
最高気温が24.1度(伊原間)を記録するなど3月下旬並みの暖かさとなった同日。ランナーらは時おり照り付ける日差しと戦いながら地域代表の誇りをかけ、序盤からしのぎを削った。
前半は全区間で先頭が入れ替わる大混戦となった。1区では阿利優汰(波照間)、荻堂和久(白保)、谷口玲(大川)の3人が抜け出し、2㌔地点から阿利が独走。2区では大川の髙屋結愛が猛追し、波照間を中継地点直前で抜いてタスキを渡した。3区では4位の白保の遠山貴仁が激走、ラストスパートの宮良坂でトップに立つと、4区では川平の大屋彩奈、5区では白保の迎里慈詠が区間賞の力走でそれぞれ先頭に出た。
6区では波照間俐粋(波照間)、7区では前盛詩乃(白保)がそれぞれトップに立つと、最終8区では佐事伊央里(波照間)が区間新を樹立した川島海斗(登野城)の猛追をかわし、前半優勝のゴールを切った。
後半最初の9区は大川の長田紀輝が序盤から快走。10区では中盤からトップに立った白保の茂山和生が粘りの走りで先頭を譲らず。11区の山本幸野、12区の多宇琉翔、13区の本底晋時がリードを守り切り、白保がトップで川平ゴールを切った。
14区からは与那国が意地を見せた。ベテランの村松稔、15区の崎原侑真の連続区間賞で後続に大差をつけると、アンカーの古見仁也がトップでフィニッシュ。真栄里の角田智史は区間賞の力走で白保、波照間との差をつけ、総合4連覇のゴールを切った。
閉会式では昨年総合3連覇を達成した功績をたたえ、真栄里チームに記念レプリカの盾が贈呈された。
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