地域経済・雇用に貢献 ことしの発展へ決意新た
八重山建設産業団体連合会
八重山建設産業団体連合会(米盛博明会長、加盟10団体)の2024謹賀新年第41回新春懇親会が12日夜、石垣市内ホテルで開かれた。八重山地区の建設、電気工事、管工事、造園、木材や不動産関連業などの関係者約160人がことし1年各業者の発展へ決意を新たにした。
米盛会長は年頭のあいさつで地域経済・雇用に貢献することを決意し、▽公共工事予算の拡大確保と受注拡大に向けた取り組み▽建設業における担い手確保と育成の推進▽働き方改革に伴う労働環境の改善と労働災害防止の推進▽生産性向上と経営改善に向けた取り組み▽発注機関へ積極的な意見・提言の推進▽公共工事における八重山建産連加盟企業の優先活用―をスローガンに掲げた。
人材確保では、ことし卒業する高校生を卒業と同時に各会員企業が自社職員として採用し、2年間建設系専門学校へ派遣、知識と資格を習得させ卒業後は現場で働いてもらうような取り組みを企画している。
来賓の中山義隆市長は、石垣市公共工事入札の最低制限価格を「新年度想定では91から92・3%を95%までもっていければと考えている。どんどん仕事をとってもらって従業員に還元していただきたい」と、最低制限価格引き上げの方針を明らかにした。
糸数健一与那国町長もあいさつの中で、産業の活性化へ従業員の賃金を上げて人材確保を促した。
関係者による鏡開きもあり、八重山市町会副会長の前泊正人竹富町長の乾杯あいさつ、県建設業協会の津波達也会長の激励あいさつもあった。
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