石垣島でよく食べた牛そばだが、沖縄本島…
- 2024年01月10日
- 不連続線
石垣島でよく食べた牛そばだが、沖縄本島ではそうそう出会えない。あっても千円以上するし、量も少ないうえ、提供している店がほぼない。そこで年末の年越しそばとして牛そばを作った▼まず、3~4人前を想定して900㍉㍑の水を沸騰させ火をとめる。かつお節を入れたら沈むまでしばらく待つ。キッチンペーパーをしいたザルにだしを通して、かつお節を取り除く▼主役の肉は国産牛モモブロックを買いたかったが、近所のスーパーになかったため、海外産でがまんした。だしの味付けは塩としょうゆ。250㌘ほどの肉を大きめに切って鍋に投入、ニンジンとダイコンも入れて30分ほど待った▼野菜が柔らかくなったら頃合い。そばを下にしいて食べてみると、肉が少し固い。圧力鍋を買ったほうがいいのかもしれない。ふだん料理はしないが、インターネット上にある無数のレシピを参照した▼料理の基礎を学ぶ家庭科の授業は31年前の1993年、中学校で初めて男女共修となった。それ以前の男子は家庭科でなく技術科を学び、料理に縁がなかった▼今の時代は料理本を買わなくても料理教室に通わなくても、適当な食材とレシピがあれば、それなりの料理が作れる。「料理はできない」。こういった男性の言い訳はそのうち通用しなくなる。(玉津盛昭)
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