最西端の特産品PR きょうまで
那覇で与那国フェア開催
【那覇】与那国の物産を紹介する「与那国フェア」(与那国町商工会主催)が6日、2年連続でサンエー那覇メインプレイスで開催、出店者は日本最西端の島から多彩な商品をPRした。
同フェアは㈱沖縄物産企業連合と連携して実施、島の特産品の県内販路拡大や認知向上が目的。今回は島内で営業する6店舗が出店し個性的なパン、民具、地酒など100点以上の商品を販売した。
このうちPAG―ALIS(パグアリス)(喜久山 ホセファ パルマCEO)は、自家栽培のパクチーを主原料とした香辛料、「与那国生まれの女神のスパイス」を販売。手作業で作るため大量生産ができず、製造量は毎月700~1000本ほど。喜久山CEOは「パクチーを植え過ぎて、余った分で島興しをしようと開発した。使用法は商品を買ったひとに教えて頂きたい。私はプロの料理人じゃないので」と笑った。
このほか、崎元酒造所、よなは民具、徳美工房、パネス、与那国町伝統織物協同組合が出店。ミス八重山星の砂の馬渡彩さんも与那国の物産をPRした。
主催した与那国町商工会の﨑原芳貴さんは「今年度最後のフェアなので成功させたい。与那国には簡単に行けないので、商品を身近に触れてお客さんも喜んでいた」と話した。
会場となっているサンエー1階の中央コートには、映画化もされた「Dr.コトー診療所」で主人公が着用した白衣を着られる「なりきりコーナー」もある。
同フェア最終日となる7日の営業時間は午前10時~午後6時まで。
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