掃除のテクや手順学ぶ 高校生47人参加へ
- 2023年12月12日
- 地域・教育
歳末ボランティア
高校生らによる「歳末お掃除ボランティア」(石垣市福祉協議会主催)のオリエンテーションが10日午後、市福祉センターで開かれた。高校生らは、ダスキン石垣(㈱たけしょう)の保久盛長喜ヒイラニさんから掃除のテクニックについて学び、実際に掃除をする今月16日に向けて手順などを確認した。
同ボランティアは昨年度から始まり、赤い羽根歳末たすけあい募金配分金事業を活用して実施。
ひとりで暮らす75歳以上の高齢者世帯、障がい者宅で年末の大掃除が困難な市民を対象にボランティアスタッフが自宅を掃除する。
今回は、高校生47人、コーディネーターとして民生・児童委員11人、市商工会青年部1人、八重山漁協青年部1人が参加。それぞれグループに分かれて11世帯で室内外の掃除をする。
オリエンテーションでは、保久盛さんがおそうじ五つの手順▽基本は上から下へ▽奥から手前へ効率よく▽洗剤はまずスポンジにつけてから▽洗剤もふき取りも下から上へ▽作業は軽い汚れからひどい汚れへ―を説明。
壁面、床、窓まわり、水回り、風呂場の掃除方法について実演しながら要所を伝えた。
当日は、掃除する場所とそうでない場所を選別し、誰がどこを担当するかも決めていく。
出たごみは、石垣市清掃事業協同組合が回収する。
社協の宮良亜子事務局長はあいさつで「高齢者や障がいをもった方々が、新しい年を明るい気持ちで迎えられるよう協力をお願いしたい。(この取り組みは)社協が目指す住民との協働の地域づくりに相通ずる」と述べた。
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