平良さん(八重高2年)佳作入賞 全国高校生創作コン
- 2023年12月07日
- 地域・教育
短歌部門 「来年も挑戦したい」
第27回全国高校生創作コンテスト(國學院大學、高校生新聞社主催)の表彰式が3日、東京都の同大学であり、短歌の部で八重山高校2年の平良航暉さん(17)が佳作に入賞した。平良さんは、国語の授業で詠んだ「青に咲く 雲の淡さが君みたい ひとりで想う 風はもう春」を出品し、コンテスト審査員の評価を得た。
コンテストは、ものを創り出す苦しさ、自分の考えを短い文章で言い表す難しさや創り上げた時の達成感などを全国の高校生に味わってもらう目的で開催。短篇小説、現代詩、短歌、俳句の4部門に569校から1万8214作品の応募があった。
元々、絵を描くことや音楽活動をしている平良さん。「詩を書いたり曲をつくったりしているので、その経験が短歌に生きたのかもしれない」と話す。
作品は青や桃色をイメージし、恋愛感情の要素も取り入れながら創作した。
審査員からは、理屈っぽくなく等身大のままを詠んだこと、「風はもう春」、「青に咲く」などの表現が高評価だったという。
平良さんは入賞について「こういった大きいコンテストでの受賞は初めて。また来年も挑戦したい」と意欲をみせた。
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