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創立60周年の節目祝う 石垣市観光交流協会

式典の表彰後、記念写真を撮る関係者ら=24日午後、ANAインターコンチネンタル石垣リゾート

式典の表彰後、記念写真を撮る関係者ら=24日午後、ANAインターコンチネンタル石垣リゾート

観光産業発展に誓い新た

 (一社)石垣市観光交流協会(会長・中山義隆石垣市長、305会員)の創立60周年記念式典・祝賀会が24日午後、市内ホテルで開かれた。同会は1963年8月24日に設立され、石垣市をはじめ八重山圏域の観光経済をけん引してきた。在籍会員や関係者は60年の歩み振り返り、観光産業の発展へ誓いを新たにした。(7面に永年在籍会員表彰受賞者名簿)

 新石垣空港の開港以降、観光産業は伸びていたが、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行で低迷。中山会長は昨年夏以降、コロナの水際対策緩和、全国旅行支援、ことし5月には感染症法上5類に引き下げられたことで「市の観光産業は危機を脱して好調に推移している」と報告した。

 さらに、外貨を呼び込み市内の経済活動を循環させるために観光産業の必要性を強調、インバウンド需要の復活を掲げた。受け入れ側の人手不足問題については「宿泊業などにおいては見合った料金設定を行い、利益を取り会社として存続できるようにしていただきたい」と要望した。

 式典・祝賀会では玉城デニー県知事(代読)、下地芳郎OCVB会長、前泊正人八重山市町会副会長、野口望JTA社長、ANAの松下正執行役員らもあいさつをした。

 永年在籍会員は40年以上34会員、30年以上35会員、20年以上47会員、10年以上73会員のほか、10年間の歴代会長らへの表彰もあった。

 ▽歴代会長=宮平康弘、高嶺良晴(故人)、大松宏昭▽理事・監事10年以上=赤城陽子、真栄田義世、新賢次、浦﨑肇▽永年勤続職員(10年以上)=西玉得利美、前津秀一郎

  • タグ: 石垣市観光交流協会60周年
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