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「壱萬会」対「34ALLSTARS」。

 「壱萬会」対「34ALLSTARS」。23日に行われた第75回夏季軟式野球大会の還暦の部決勝は、同級生対決となった▼壱萬会は、メンバーが八重山商工高校卒業生、34は八重高卒業生のチーム。結果は六回タイブレークの熱戦の末、34が5―4で勝ち、12チームが出場した還暦の部の頂点に立った▼ただ同級生目線で見ると、元をたどれば少年野球。登野城小学校のタイガースやシャーク、平真小の武蔵、白保小の轟、石垣小の荒鷲、新川小のオリオンズなど、懐かしいチームで野球をスタートさせた野球小僧だ▼これが約50年後、還暦の部で決勝戦を争うとは。少年野球当時を思い出し、懐かしくもなる。もちろん、当時から体格は大きくなり、体型も変わった。変わらないのは野球を楽しむ思いだろう▼両チームとも試合後の「ぶがりのーし」で、祝勝会と残念会に分かれ、ビールで乾杯したことだろう。少年野球当時と大人になった現在で違う所は、コミュニケーションドリンクで乾杯できることだ▼同級生、職場、気の合った仲間がチームを作り、試合を楽しみながら同じ目的に向かって気持ちを一つにする。これが草野球の醍醐味(だいごみ)だろう。勝負には勝ち負けがあり、チームも強弱さまさま。ただ同じ楽しみは試合後のビールで乾杯だ。(下野宏一)

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