利用者、月に600~700人 伊野田キャンプ場
- 2023年07月26日
- 地域・教育
公民館が管理に力、地域と連携 夏休み入りさらに活気も
ことし4月に石垣市から委託を受けて伊野田自治公民館(玉城政時館長)が伊野田キャンプ場を管理している。管理者によると、利用者は月に平均600~700人もあり、50人以上の団体で使うこともあるという。夏休みに入り、親子連れなどのアウトドアキャンプがさらに活気づくとみられる。
キャンプ場は、365日体制(午前9時~午後5時)でスタッフを常駐。予約はホームページから受け付け。
キャンプ場内の管理は伊野田公民館が力を入れている。腐食した危険巨木の除去などのほか、地域連携で花の植栽も行う。出したごみは持ち帰り。ごみ袋を無料配布して環境美化に協力をお願いしている。
自転車の無料貸し出しもしており、キャンパーのための食材は伊野田集落の共同売店で取りそろえている。
キャンプ道具のレンタルも実施しており、毎週水曜日は無料でテントを貸し出している。
玉城館長は「地域に雇用を推進するためにキャンプ場の管理業務を受託した。来年は指定管理が受けられるよう実績をつくりたい。指定管理になれば、伊野田の特色を生かした運営をしていく。地元の農産物を販売したり、キャンプイベントを展開したりして、地域のさらなる活性化につなげていきたい」と話した。
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