平均白化率が8割に
環境相 石西礁湖サンゴ、大幅悪化
環境省は9日、石垣島と西表島の間に広がる石西礁湖でサンゴの白化現象を調査した結果、全調査地点の平均白化率が84・0%、生きているサンゴが占める範囲を表す平均被度は17・4%だったと発表した。平均白化率は、台風の襲来などで水温が低く抑えられて白化現象がほとんど発生しなかった前年9月調査の2・6%からは大幅に悪化したが、大規模白化のあった2016年9・10月の97・2%や22年9月の92・8%より...