牛飼い廃業「もう限界」
- 2024年03月06日
- 社会・経済
終わらない価格低迷に諦め 赤字続き「バイトで生活費」
終わりの見えないセリ価格の低迷を受け、石垣市内で子牛を生産する複数の専業農家が廃業を決めていることが分かった。3月のセリを最後に廃業する80代男性は「今年の初セリの落札価格を見てやめる決心をした」とやるせない気持ちを語った。八重山家畜市場と黒島家畜市場の子牛のセリ価格は、新型コロナウイルスのまん延やロシアのウクライナ侵攻などの影響を受けて肥育農家の購買意欲が弱含みとなり暴落。国がもくろむ中国へ...