養殖サンゴ日本初輸出 八漁協種苗生産部会 台湾で展示
有性生殖法で国際条約許可
技術や環境教育 交流期待
八重山漁協サンゴ種苗生産部会(砂川政彦部会長、11人)が2月下旬から、台湾桃園市の都市型水族館「Xpark」でサンゴ保全の啓発などを目的にウスエダミドリイシの展示を行っている。サンゴの輸出はワシントン条約で許可が必要とされており、人工養殖の手法などが認められた。民間取引で日本からサンゴが輸出されるのは今回が初めてとなる。環境教育と養殖技術の交流が期待される。
同部会は漁場の再生などを目的...
技術や環境教育 交流期待