イノシシ被害 農家困惑 国が交付金見直しへ
侵入防止柵設置に遅れ 「本土と同じ条件はおかしい」
イノシシからの農業被害を受ける農家から悲鳴の声が上がっている。財務省は費用対効果を理由に農水省の「鳥獣被害防止総合対策交付金」の見直しを検討。自治体へは、交付金採択の締め付けとも受け取れる通達がなされている。石垣市の担当者は「事業の年度の途中で採択の条件を変えるといったことはイレギュラー。これまで経験したことがない」と困惑する。サトウキビを栽培する農家の男性は「これでは農家に農業をやるなと言っ...