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廃止案、地域内で賛否 建設土木委が参考人招致

関係者から意見を聴取する石垣市議会建設土木委員会の委員ら=10月31日、委員会室関係者から意見を聴取する石垣市議会建設土木委員会の委員ら=10月31日、委員会室
再度、市の対応確認へ 米原キャンプ場
 米原キャンプ場を廃止する条例の一部改正案を継続審議中の石垣市議会建設土木委員会(石川勇作委員長、7人)は10月31日、自治組織の役員と住民を参考人として委員会室に招致した。意見を聴取したところ、地域内で賛否が割れ、双方の主張に大きな隔たりがあることを確認した。閉会中に再度、地域意向の把握などこれまでの対応を市側に確認することを申し合わせた。12月定例会で結論を出す見通し。  招致したのは米...
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わかこ号、県畜産共進会へ 上地さん「4席目指したい」

県畜産共進会でわかこ号の上位入賞を目指す上地翔愛さん(右)、田盛悠祐さん(左)、新城眞那佐さん=10月31日午後、八重山農林高校県畜産共進会でわかこ号の上位入賞を目指す上地翔愛さん(右)、田盛悠祐さん(左)、新城眞那佐さん=10月31日午後、八重山農林高校
八重農
 県内の選び抜かれた牛が一堂に会する沖縄県畜産共進会(県畜産共進会協議会主催)へ八重山農林高校(中村幸弘校長)フードプロデュース科の生徒5人が世話する若雌「わかこ号」が出場する。当日、会場でハンドラー役を務める3年生の上地翔愛さんは「牛に緊張が伝わらないように引いて堂々と立たせ、部門で4席を目指したい」と意気込みを語った。わかこ号は1日、開催地の本島に向けて出発する。  同校から県共への出品...
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新型コロナ禍に移住すると、その街の本当の

 新型コロナ禍に移住すると、その街の本当の姿をみられないもの。外出自粛の発令や各自の感染対策の結果、街の人混みがなくなると、以前からそういう街なのかなと感じてしまう▼昨年5月から那覇生活を送っているが、当時はどの店に行ってもすんなり席につけた。「意外と人気がないんだな」「みんな外食しないんだな」と思っていた▼ところが昨年秋から段階的にコロナ対策が緩和され始め、外国人客も観光に来るようになると一変...
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羽田空港で初開催 与那国島フェア

与那国フェアに出店した事業者ら=29日、羽田空港第一ターミナル与那国フェアに出店した事業者ら=29日、羽田空港第一ターミナル
日本最西端の特産品PR
 【東京】与那国島の特産品を集めた物産展「与那国島フェアin羽田空港」(与那国町商工会主催)が、27日から29日の3日間、羽田空港第一ターミナル2階マーケットプレイスで行われ、多くの来場客でにぎわった。全国から旅客が集まる羽田空港で物産展を開催することで、日本最西端の島、与那国島の存在を広く知ってもらうことを目的に同空港で初めて開催された。  会場には島内の10業者や町観光協会が出店。特産品...
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新たな福祉計画策定へ 市障がい者自立支援協議会

第7期石垣市障害福祉計画・第3期石垣市障害児福祉計画策定に向けた市障がい者自立支援協議会の第1回会議=30日午後、市役所コミュニティルーム第7期石垣市障害福祉計画・第3期石垣市障害児福祉計画策定に向けた市障がい者自立支援協議会の第1回会議=30日午後、市役所コミュニティルーム
来年3月の答申目指す
 障がい者の地域サービス基盤整備を推進するための中核的な役割を果たす石垣市障がい者自立支援協議会(山田善博会長、委員15人)は30日、市役所コミュニティルームで2024年度から開始予定の第7期石垣市障害福祉計画・第3期石垣市障害児福祉計画の1回目となる策定部会を開催した。同福祉計画は、国の障害者総合支援法の改正などを踏まえ、新たに策定。来年1月のパブリックコメントや2月の全体会議などを経て3月に...
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「空回り」。タイヤや機関が本来の働きを…

 「空回り」。タイヤや機関が本来の働きをしないで無駄に回転すること。または論理や行動が発展せず同じ状態を繰り返すこと。後者の意に近いか。岸田総理である▼支持率低迷にあえぎ、自身の再選戦略にあせりがあるのか、物価高の影響を和らげるため国民1人あたり4万円減税を打ち出した。与党内でさえ異論があるようだ▼参院自民党の世耕幹事長は代表質問で「国民が期待するリーダーとしての姿が示せていない。何をやろうとし...
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大災害想定し防災訓練 県・3市町など

土砂埋没した車両から被災者の救出訓練をする消防隊員ら=29日午後、旧石垣空港跡地土砂埋没した車両から被災者の救出訓練をする消防隊員ら=29日午後、旧石垣空港跡地
関係機関が連携態勢確認
約160団体・2000人が参加
 大規模な地震・津波を想定した2023年度沖縄県総合防災訓練(沖縄県、八重山3市町、沖縄総合事務局共催)が29日、旧石垣空港跡地を主会場に、石垣市、竹富町、与那国町で19訓練を行った。今回の訓練は①初動対応②応援部隊等到着時の対応③災害対応とライフラインの復旧対応―の3ステージに分けて実施。関係機関が情報収集や共有、連携態勢を確認した。  訓練は5年に一度、八重山地区で開催。八重山では、2...
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与那国町県総合防災訓練 住民ら指定場所へ避難 

高台へ向けて避難する住民や観光客ら=29日午前、ナンタ浜高台へ向けて避難する住民や観光客ら=29日午前、ナンタ浜
要配慮者の搬送訓練も
 【与那国】2023年度沖縄県総合防災訓練(県、石垣市、竹富町、与那国町など共催)の一環で、与那国町では29日、住民や観光客の避難・誘導、要配慮者のヘリによる島外搬送訓練などが行われた。住民や観光客など計144人が、それぞれ指定された場所へ避難した。訓練には池田竹州副知事が糸数健一町長とともに視察し、避難経路や誘導体制を確認、離島の避難態勢の課題などを検討した。  午前10時、マグニチュード...
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台湾鉄道の列車で花蓮駅に近付くと、…

 台湾鉄道の列車で花蓮駅に近付くと、車内放送から「カリンコ」というフレーズが流れてくる。日本統治期に「かれんこう(花蓮港)」と呼ばれた名残で、先住民族のアミ族は花蓮のことを今も「カリンコ」と呼ぶ▼知らぬ間に先住民族の言葉に触れている。そんな環境が台湾にはある▼与那国町内の小学6年生がホームステイでお世話になっている花蓮県光復郷のタバロン小学校は、日本統治期に「タバロン公学校」として創立し、26年...
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スマムニ普及 任せて しまくとぅば普及センター

しまくとぅば講師養成講座八重山上級の認定を受けた受講者と関係者=28日午前、結い心センターしまくとぅば講師養成講座八重山上級の認定を受けた受講者と関係者=28日午前、結い心センター
養成講座上級修了 講師に16人認定
 しまくとぅば講師養成講座(しまくとぅば普及センター主催)「八重山上級認定試験」の合格者に対する認定授与式が28日午前、結い心センターであった。受講者23人のうち16人が八重山地域の方言・スマムニ(島言葉)での模擬授業と最終リポートで認定基準をクリアし、認定された。今後、認定者は同センターのしまくとぅば人材バンクに登録され、学校教育の場などでスマムニ普及へ活躍が期待される。  同センターでは...
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