八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

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竹富町の訪問税(仮称)が目を引いている…

 竹富町の訪問税(仮称)が目を引いている。審議委員会が「2000円が妥当」(10日付1面)と判断したからだ。観光客の意向調査に沿って500円、高くても1000円と予測していたので耳を疑った▼税率の審議は非公開で、事務局の税務課は数字の公表に慎重だったが、終了後の取材に委員長が明らかにした。とかく行政の計画のたぐいは決定後に公表して混乱を招くケースがあるので、その時点での案を出すのはいいことである...
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20年の節目で記念碑 ひたちなか市・石垣市友好市民交流

「ひたちなか市・石垣市友好市民交流の碑」が建立され、除幕式に参加する両市民や行政関係者ら=9日夕、新栄公園「ひたちなか市・石垣市友好市民交流の碑」が建立され、除幕式に参加する両市民や行政関係者ら=9日夕、新栄公園
建立式に両市民、関係者ら 覚書交わし、行政もつながり
 石垣市と茨城県ひたちなか市の市民が友好交流を始めてことしで20周年を迎えたことを記念して9日午後、石垣市新栄公園南側で「ひたちなか市・石垣市友好市民交流の碑」の除幕式が行われた。両市民は行政も交えながら今後も交流の輪を広げ、友好関係を強くしていくことを誓った。  友好交流が始まったきっかけは2003年。ひたちなか市民憲章のメンバーが石垣島開催の「市民憲章運動推進全国大会」に出席するため来島...
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中学生が一般質問体験 竹富町こども議会

一般質問を行う中学生ら=9日午後、町役場議会議事堂一般質問を行う中学生ら=9日午後、町役場議会議事堂
政治の仕組みや運営学ぶ
 竹富町こども議会が9日、町役場議会議事堂で初めて行われ、中学校9校から10人が参加した。一般質問を行った後、「私たちは夢と希望の実現に努めるとともに、ふるさと竹富町の明るい未来を力強く創造していく。よりよい竹富町を築いていくために、互いに協力して取り組んでいく」などとする町こども議会宣言決議を全会一致で可決した。  民主的な政治の仕組みと運営を理解させ、地域の課題解決に向け主体的に考える力...
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ラムサール条約湿地の名蔵アンパルは8日で…

 ラムサール条約湿地の名蔵アンパルは8日で登録18周年を迎えた。ラムサール条約の締約国が自国の湿地を国際的な基準に従って指定することで、条約事務局が管理する「国際的に重要な湿地に係る登録簿」に掲載される▼アンパルは2005年11月8日にラムサール条約登録地、07年8月1日に西表石垣国立公園特別地域に指定された。日本最南端のラムサール条約湿地でもある▼アンパルは名蔵川河口の干潟やマングローブ林を中...
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大浜中が大賞獲得 八重山勢初の快挙

最も優れたロボットに贈られるロボコン大賞を獲得した大浜中の前列左から立山朔さん、仲間銀さん、小林祐貴さん、後列左から仲原琉真さん、高橋孝介さん(提供)最も優れたロボットに贈られるロボコン大賞を獲得した大浜中の前列左から立山朔さん、仲間銀さん、小林祐貴さん、後列左から仲原琉真さん、高橋孝介さん(提供)
4チーム九州出場へ ロボコン県大会
 第24回創造アイデアロボットコンテスト県中学生大会(県中学校技術家庭科研究会主催、県中学校文化連盟共催)が5日、うるま市立高江洲中学校体育館で行われ、大浜中のチーム「あまてらす」が応用・発展部門で優勝し、全部門を通して最も優れたロボットに贈られるロボコン大賞を八重山勢として初めて獲得した。ほかに計測制御部門で大浜中の2チーム、基礎部門で波照間中の1チームも好成績を残し、計4チームが九州大会への...
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修学旅行生を分散対応 最盛期受け入れ、業界工夫

教育旅行が最盛期を迎えている八重山。県外から訪れた高校生たち=6日午後、南ぬ島石垣空港教育旅行が最盛期を迎えている八重山。県外から訪れた高校生たち=6日午後、南ぬ島石垣空港
離島に振り分け、バス会社も総出
 石垣市や竹富町で県外から訪れる高校生の教育(修学)旅行が最盛期を迎えている。八重山ビジターズビューロー(YVB)によると、11月は38校の来訪を予定。一方、受け入れ側は人手不足に伴い、複数の体験型ツアーを用意し、生徒を分散させて課題に取り組んでいる。  6日午後、関西大倉高校=大阪府=の2年生約470人が4便に分かれて南ぬ島石垣空港に到着した。  ㈱日本旅行の旅客受け入れを行っている地...
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「立冬」を迎え、暦上は秋も終わりを迎え

 「立冬」を迎え、暦上は秋も終わりを迎える季節。だが八重山ではまだまだ秋の深まりさえ感じられない天気が続いている▼これから12月にかけ、忘年会シーズンに向かい、何かと飲み食いする機会が増え、体調、体重管理にも気を使う季節だ▼先日、沖縄労働局が2022年度の職場における定期健康診断の実施結果を公表した。それによると、健康診断の項目に何らかの異常の初見がある人の割合を示す「有所見率」が72.1%と、...
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避難の前提問う声 「有事に九州は安全か」「軍使用の空港攻撃も」

第6回の審査で、意見の集約に向けて課題などを確認する委員ら=7日午前、議員協議会室第6回の審査で、意見の集約に向けて課題などを確認する委員ら=7日午前、議員協議会室
法改正求める意見書も検討 市議会調査委
 「台湾有事」などを念頭に「武力攻撃予測事態」に備えて政府が策定する先島住民の九州避難計画に対し、7日開かれた石垣市議会の国民保護計画等有事に関する調査特別委員会(花谷史郎委員長、8人)から「有事なのに九州は安全か」などと有事の際も九州を安全とする前提に疑問が出た。  議員協議会室で行われた第6回審査では意見の集約に向け課題などを確認、箕底用一氏が「有事なのに九州は安全なのか。九州以外の二次...
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八農高、県共進会デビュー 「大きな一歩」関係者も激励

県畜産共進会に出場した「わかこ」とフードプロデュース科の5人=7日午前、南部家畜市場県畜産共進会に出場した「わかこ」とフードプロデュース科の5人=7日午前、南部家畜市場
 【糸満】7日、第49回沖縄県畜産共進会の若雌1類に八重山農林高校フードプロデュース科が飼育する「わかこ」が出場した。種畜の部での高校生の出品は県共進会で初となり、他の畜産農家も「大きな一歩だ」と激励した。  「わかこ」は若雌1類の11頭中、最初の審査をクリアして実質6席以内が内定、次の審査で名前が呼ばれず目標としていた4席入りを逃した。  同校3年の上地翔愛さんは「ベストには近づけたが...
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初めて消防操法大会をみた。審査基準に

 初めて消防操法大会をみた。審査基準に「士気」があるためなのか、競技中の消防団員の声は大きい。100㍍ほど離れて眺めていても号令が風に乗って聞こえた▼大会では街でみかける真っ赤なポンプ車や、持ち運びできる小型ポンプを使う。数人で延長ホースをつなぎ、消火地点で放水する。文字で読むと簡単そうだが、実際は難しそうにみえる▼団員たちは競技で、ふだんと異なる機材を使って手順を間違えたり、焦ったのかホース接...
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