八重山毎日新聞社

石垣市が進める旧石垣空港跡地の区画整理事業の工事が2024年度から本格的に始動する。3月末までに都市計画決定と県の環境影響評価の完了を目指しており、24年度は市役所北東側にある約3㌶の土地を伐開して磁気探査を行う。事業費は3月定例議会に上程予定の新年度予算に盛り込む。 　同跡地は47・9㌶。幹線道路、防災公園、緑地、宅地の整備を計画しており、順調にいけば2031年度の完了。総事業費は約105...

　弊社も中学校の職場体験学習に協力している。直近では昨年9月に2日間、石垣中の生徒2人を受け入れた。この学習には、働くことの大切さや責任感を学び、社会の仕組みを知り、そして将来の生き方について考えてもらおうという狙いがある▼新聞社では営業、総務、編集、制作、印刷など各部署の担当者から説明を受けたり、業務の一端を体験したり。編集現場では、受け入れ事業所に出向いて生徒や担当者から話を聞き、写真を撮り...

　17年目となる千葉ロッテマリーンズの石垣島春季キャンプが1日、ロートスタジアム石垣（石垣市中央運動公園野球場）などでスタートした。クライマックスシリーズで敗れ、リーグ制覇を逃がすなど悔しさが残った昨季。ことしはチームスローガンに“自分たちを超えてゆく。”を掲げ、覇権奪還を目指す。スタンドにはキャンプインを待ちわびた市民や県外から来島した多くのファンの姿も見られ、熱視線を送った。八重山出身選手は...

　共に強制疎開を経験した八重山と小笠原・硫黄島の歴史を知ってもらおうと、八重山平和祈念館の企画展「強制疎開―八重山と小笠原・硫黄島―」が1日、同館第2展示室で始まった。同館の綿貫円学芸員は「小笠原・硫黄と同じように強制疎開を経験した八重山の人たちにとって、共感できる部分も多いと思う。他地域の歴史も知ることで、『強制疎開』についてより理解を深めてほしい」と呼び掛けている。入場無料。3月3日まで。 ...

　わが家に新しい家族が増えた。卵から温めて自宅でふ化させたウズラだ。名前は子どもたちが決めた。「うーちゃん」とか「ずーちゃん」とか若干の怠慢を感じるものの、それなりに愛情をもって面倒を見ている▼昨年、ご近所さんからもらったサイカブトの幼虫は途中で興味をなくし、筆者が世話をするはめになった。一方、ふわふわして体温があり、呼べば来てくれるウズラは子どもたちが率先して面倒を見ている▼鳥類はふ化して初め...

　石垣島製糖（西村剛志社長）は1月31日、2023／24年期製糖の出荷を開始した。初荷は粗糖1500㌧（約2億8千万円）。2月1日までの2日間で琉球海運の運搬船「優昭丸」に積み込む。運搬船は1日正午に石垣港を出港。海上輸送を経て5日、門司港に到着し、関門製糖に運び込まれる。今期製糖は7年ぶりの年明け操業となる1月4日に始まり、3月16日の終了を予定。年間を通しての少雨傾向により生育が緩慢となった...

　千葉ロッテマリーンズの選手らは1月31日、石垣市中央運動公園内で自主トレーニングを行い、1日のキャンプインに備えた。全体ミーティングでは2024年のチームスローガン「自分たちを超えていく。」を発表、吉井理人監督は「日々皆で成長していこうということ」と説明した。キャンプ初日の1日は午前9時45分から同公園野球場でキャンプインセレモニーが行われる。 　スローガンについて吉井監督は「成功しても失...

　沖縄に今年も球春が到来した。1日から県内でプロ野球チーム12球団のうち7球団がキャンプインした▼石垣市では、17年目となる千葉ロッテマリーンズが市中央運動公園野球場でキャンプを始動した。選手、監督、スタッフ総勢94人が、リーグ優勝向け一丸となり、26日までのキャンプに臨む▼1月31日発表された2024年のチームスローガンは「自分たちを超えていく。」。吉井理人監督によると「日々皆で成長していこう...

　2月1日から始まる石垣島キャンプを前に、千葉ロッテマリーンズの選手と監督、スタッフら総勢94人が30日、空路石垣入りし、南ぬ島石垣空港で千葉ロッテマリーンズ石垣島協力会や関係者、地元ファンらが出迎えた。ことしで17回目となる石垣島キャンプは石垣市中央運動公園で行われ、1、2軍の振り分けはせず26日まで実施。本島移動組は11日まで石垣島で練習し、13日から糸満市を拠点にキャンプを行う。 　...

　2023年度文部科学大臣優秀教職員表彰式が16日、東京大学安田講堂であり、八重山商工高校の張本直子教諭（60）が特別活動指導、部活動指導分野で表彰を受けた。張本教諭は20年続けてきた郷土芸能部の指導や教育相談活動を振り返り、「チームの代表としていただけた賞。皆で喜びたい」と語った。 　1986年に八商工で音楽教諭として採用。地元研究所で八重山舞踊を学んだことをきっかけに、勤務した八重山農林...