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カテゴリー「社会・経済」の検索結果は以下のとおりです。

高校に海洋学科創設を 漁業担い手・船員養成が課題

担い手が不足している水産業。第2期石垣市海洋基本計画素案で課題の一つに挙がっている=13日午後、石垣漁港担い手が不足している水産業。第2期石垣市海洋基本計画素案で課題の一つに挙がっている=13日午後、石垣漁港
石垣市第2期海洋基本計画素案
15日まで市民意見募集
 石垣市は、「第2期海洋基本計画~海洋都市いしがきの海洋保全と利活用~」(2024~33年度)の素案をまとめた。海洋人材の育成と理解の促進などに関する施策を新たに追加。学校での海洋教育や漁業の担い手、船員の養成を課題に挙げ、市内の県立高校に海洋科学科を創設する、と明記した。素案は15日までパブリックコメント(市民意見募集)を実施中。  海洋人材に関しては「外国人実習生がいないとマグロも獲れな...
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サトウキビ搬入に遅れ 雨で土壌の軟弱化が影響

雨が上がり急ピッチで刈り取りが進められるサトウキビ=10日午後、崎枝雨が上がり急ピッチで刈り取りが進められるサトウキビ=10日午後、崎枝
石垣島製糖
 石垣島製糖工場へのサトウキビ搬入に遅れが生じている。面積当たりの収量が下がり、刈り取り作業の効率が低下していることに加え、機械刈りが大半を占める中で、雨による土壌の軟弱化が影響。石垣島では4月5日から9日までの5日間、雨が降り、特に7日には1日で100㍉近い降雨があったことでほ場がぬかるみ、大型のハーベスターが使用できない事態が続いた。同社の多宇弘充常務は「気温が上がると糖度が下がる。天候次第...
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新川川にヘドロ堆積 石垣浄水場排水に不純物

石垣浄水場から流れ出た不純物が20センチ以上も堆積している=3月(読者提供)石垣浄水場から流れ出た不純物が20センチ以上も堆積している=3月(読者提供)
昨年の断水で沈殿池清掃、ろ過しきれず
市が除去へ「水質に影響ない」
 石垣市石垣浄水場からの排水が細かい不純物(2㍉~3㍉)を含んだまま新川川に流れ出て、川底でヘドロ状に堆積していることが、10日までに分かった。浄水場によると、昨年末に市内で発生した断水を受けて沈殿池を念入りに清掃し、その際に出た水の中の土や砂などの細かい不純物がろ過しきれず、川に排水されたことが原因とみている。市は今週から来週にかけて川に堆積した泥の除去作業を行う。排水に薬品などは含まれていな...
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八重山出身者ら受章 第42回危険業務従事者叙勲

瑞宝双光章・消防功労 大工嘉広氏(68)瑞宝双光章・消防功労 大工嘉広氏(68)
 政府は6日付で第42回危険業務従事者叙勲の受章者を発表した。八重山出身者では元石垣市消防司令長の大工嘉広氏(68)=黒島出身、那覇市在=が消防功労、元県警部の仲間明弘氏(73)=宮良=と元県警部補の上原正啓氏(73)=登野城=、元県警部の大底紀雄氏(73)=黒島出身、沖縄市在=、元県警部の下地邦男氏(73)=登野城出身、那覇市在=がそれぞれ警察功労で受章した。ほかに元海上保安官の笹岡日出夫氏(...
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西表産かぼちゃ豊作

出荷量が過去最多となる見込みの西表島産のかぼちゃ=2月19日、西表(JAおきなわ八重山地区営農振興センター提供)出荷量が過去最多となる見込みの西表島産のかぼちゃ=2月19日、西表(JAおきなわ八重山地区営農振興センター提供)
初の110㌧台到達も 出荷量、過去最多の見込み
 西表島地区の今期のかぼちゃ出荷量が過去最多となる見込みであることが29日、JAおきなわ八重山地区西表島カボチャ生産部会(西大舛髙均部会長・9人)の報告で分かった。1月下旬から始まった出荷は4月末ごろまで続く計画で、26日現在の出荷量は約93㌧となっており、初の110㌧台まで到達する見通し。  JAおきなわ八重山地区営農振興センターによると、今期の栽培面積は昨年同様10㌶を確保。出荷量は毎年...
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住宅需要 高まり続く 24年県内地価公示

石垣市内の商業地で最高値の大川207の3があるユーグレナモール内=26日石垣市内の商業地で最高値の大川207の3があるユーグレナモール内=26日
市内変動率12%、2年連続2桁台
 【那覇】国土交通省は26日、1月1日時点の公示地価を公表した。石垣市の住宅地価格の平均変動率は、上昇率が縮小したものの2年連続で2桁台となり、住宅需要の高まりが続いている。平均変動率は県内市町村で宮古島市に次ぐ2番目に高い。  石垣市には調査対象の標準地が住宅3地点、商業地2地点ある。1平方㍍当たりの住宅地平均価格は前年比6400円増の5万8500円、平均変動率は同比1・3㌽下落の12・1...
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「物価高騰」価格転嫁は必要か 「人手不足」若い女性説明会を

2023年度石垣市中小企業振興会議で人手不足や物価高騰などの課題について意見交換する委員ら=25日午後、市役所コミュニティルーム2023年度石垣市中小企業振興会議で人手不足や物価高騰などの課題について意見交換する委員ら=25日午後、市役所コミュニティルーム
石垣市中小企業振興会議で意見交換
 中小企業や経済団体の関係者が参加する2023年度石垣市中小企業振興会議(会長・中山義隆市長、24人)が25日、市役所で開かれ、島内の人手不足の現状や取り組み、物価高騰による影響などについて意見交換を行った。物価高騰対策では価格転嫁の必要性が指摘される一方、慎重な意見もあった。市は今回出された意見などを次年度以降の施策に反映していく。  人手不足に対して市はハローワーク八重山と連携して開催し...
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養殖サンゴ日本初輸出 八漁協種苗生産部会 台湾で展示

4㌢四方の着床基盤で育成されたウスエダミドリイシ(提供)4㌢四方の着床基盤で育成されたウスエダミドリイシ(提供)
有性生殖法で国際条約許可
技術や環境教育 交流期待
 八重山漁協サンゴ種苗生産部会(砂川政彦部会長、11人)が2月下旬から、台湾桃園市の都市型水族館「Xpark」でサンゴ保全の啓発などを目的にウスエダミドリイシの展示を行っている。サンゴの輸出はワシントン条約で許可が必要とされており、人工養殖の手法などが認められた。民間取引で日本からサンゴが輸出されるのは今回が初めてとなる。環境教育と養殖技術の交流が期待される。  同部会は漁場の再生などを目的...
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台湾からギリシャに売却 市準備課も把握「影響ない」

台湾の海運会社からギリシャのフェリー会社に売却されたナッチャン・レラ=2016年5月14日、石垣港台湾の海運会社からギリシャのフェリー会社に売却されたナッチャン・レラ=2016年5月14日、石垣港
石垣港—台湾基隆港間定期航路開設事業の候補船
 石垣市が石垣港―台湾基隆港間の定期航路開設事業で使用する船舶の候補に挙げている高速フェリー「ナッチャン・レラ」(1万712㌧)が、ことし1月に台湾の民間企業「ワゴングループ」からギリシャのフェリー会社「シージェッツ」に売却されていたことが20日までに分かった。市石垣港・基隆港定期航路開設準備課も把握しているが、事業への影響については「ない」としている。  シージェッツはエーゲ海で貨客フェリ...
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タッチ決済一斉スタート 石垣市・竹富町の路線バスと船舶

定期旅客船の前でタッチ決済のデモンストレーションを行う川上康頭取=19日午後、ユーグレナ石垣港離島ターミナル定期旅客船の前でタッチ決済のデモンストレーションを行う川上康頭取=19日午後、ユーグレナ石垣港離島ターミナル
乗降時の時間短縮や利便性向上
 石垣市内の路線バスと石垣島から竹富町の各離島を結ぶ定期旅客船で、クレジットカードなどのタッチ決済サービスが19日から一斉にスタートした。ワンタッチで料金を支払えることから、現金両替が不要になり乗降時の時間短縮、窓口対応の省力化など利便性の向上を目指す。同サービスは2023年4月に西表島の路線バスで始まっており、今回のプロジェクトを統括する琉球銀行によると、域内(石垣市・竹富町)での同サービス導...
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