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カテゴリー「地域・教育」の検索結果は以下のとおりです。

牛飼い17年 無念の廃業

9月に最後の出荷を迎える子牛の手入れをする小浜洋子さん=9日午後、宮良9月に最後の出荷を迎える子牛の手入れをする小浜洋子さん=9日午後、宮良
人手不足…一人では限界
 小浜洋子さん(69)=宮良=は約17年間、続けてきた牛飼い人生に幕を下ろすことを決めた。理由は人手不足。従業員を雇って営農してきたが、辞めた従業員の補充が難しく廃業を決めた。「牛飼いは楽しい」と話すが、9月のセリに出す子牛2頭が最後となる。これまで25頭程度の母牛を飼養し、年間で20頭余りの子牛をセリに出してきたが、一人で続けるには限界があった。  将来を見据え、優良母牛をそろえていたこと...
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未同定天体を観測

未同定天体を三夜にわたり観測した成果を発表する「むりかぶし班」の高校生たち=9日午後、県立石垣青少年の家未同定天体を三夜にわたり観測した成果を発表する「むりかぶし班」の高校生たち=9日午後、県立石垣青少年の家
高校生が三夜にわたり探索
 地元3人を含む高校生24人が参加して開催された美ら星研究体験隊(自然科学研究機構国立天文台主催)は9日、県立石垣青少年の家で2泊3日の研究成果を発表した。石垣島天文台のむりかぶし望遠鏡(口径105㌢)で小惑星を探索したむりかぶし班(9人)で三夜にわたって未同定天体が観測された。8日に国際天文学連合の小惑星センターへ発見時刻や位置情報、データなどを報告、天体が未発見だった場合は正確な軌道が決定す...
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県平和祈念資料館で研修

来年に迎える戦後80年に向け八重山地区中学校社会科教育研究会が企画・実施した自主研修。県平和祈念資料館職員の講話を聴く=3日午後、県平和祈念資料館(提供)来年に迎える戦後80年に向け八重山地区中学校社会科教育研究会が企画・実施した自主研修。県平和祈念資料館職員の講話を聴く=3日午後、県平和祈念資料館(提供)
八重山中学社会科教育研究会
 社会科教諭で構成する八重山地区中学校社会科教育研究会(会長・宮良篤白保中学校長)が3日、県平和祈念資料館を訪れ、職員講話や展示室見学などを通して沖縄戦の実相を再確認した。沖縄戦から80年を迎える次年度の平和学習の取り組みに生かす。  自主研修は午後2時から3時間かけて行われ、八重山3市町と本島や内地在住の八重山出身の教諭ら11人が参加した。  職員による講話では「戦争はいきなり起こるの...
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世界平和願い、鐘高らかに 

世界の恒久平和を願って鐘を打ち鳴らす参列者ら=6日午前、新栄公園内世界平和の鐘鐘楼世界の恒久平和を願って鐘を打ち鳴らす参列者ら=6日午前、新栄公園内世界平和の鐘鐘楼
核廃絶訴え、石垣でも集会
 広島に原爆が投下された時刻に合わせて世界各地の寺院や教会などにある鐘を打ち鳴らして「戦争の終結」と「核廃絶」を訴える「ユニバーサル・ピース・デイ」の呼応鐘打(世界平和の鐘の会沖縄県支部主催)が6日、石垣市新栄公園にある平和の鐘鐘楼で行われた。支部会員と石垣市の部課長ら20人余りが参列し、世界の恒久平和を願って高らかに鐘を響かせた。  石垣市内でも同日午前8時15分、サイレンが吹鳴され、呼応...
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中山市長、空港・港湾機能強化と避難シェルターの整備支援で要請

林官房長官(右)に要請する中山市長=5日、内閣官房(石垣市提供)林官房長官(右)に要請する中山市長=5日、内閣官房(石垣市提供)
林官房長官「必要な対応検討」
 中山義隆石垣市長は5日、空港・港湾施設の機能強化と避難シェルターの整備支援について関係省庁に要請した。このうち林芳正官房長官は「必要な対応を検討する。シェルターについては、高率の補助の仕組みを防衛省で検討する」と応じた。  中山市長は内閣官房のほか防衛省、国土交通省、内閣府で要請活動を行い、「能登半島地震も踏まえた災害における危機管理の観点に加え、台湾を巡る問題などの有事も含め、航空機・船...
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八重高2位、国立へ

「あんぱるぬみだがーま」を踊り、文化庁長官賞を受賞して国立出演を決めた八重山高校郷土芸能部(提供)「あんぱるぬみだがーま」を踊り、文化庁長官賞を受賞して国立出演を決めた八重山高校郷土芸能部(提供)
八重山勢 2年連続 
 第48回全国高校総合文化祭「清流の国ぎふ総文2024」郷土芸能部門で5日、八重山高校郷土芸能部(島仲美來部長・29人)が2位にあたる文化庁長官賞(2位)に選ばれ、24日と25日に東京の新国立劇場で行われる全国高等学校総合文化祭優秀校東京公演への出演を決めた。  八重高は4日に出場、「あんぱるぬみだがーま」の演目を表情豊かに踊った。  島仲部長は「一人一人が違う道具を持つので少し大変...
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きれいな道路を

ユーグレナ石垣港離島ターミナル周辺で清掃活動を行う県ハイヤー・タクシー協会八重山支部の会員ら=5日午前、730交差点付近ユーグレナ石垣港離島ターミナル周辺で清掃活動を行う県ハイヤー・タクシー協会八重山支部の会員ら=5日午前、730交差点付近
「タクシーの日」で清掃活動
 8月5日の「タクシーの日」に合わせ、沖縄県ハイヤー・タクシー協会八重山支部(伊良皆高司支部長)はユーグレナ石垣港離島ターミナル周辺で清掃活動を行った。コロナ禍で中断していたため2019年以来5年ぶり。  「タクシーの日」は、1912年(大正元年)8月5日に日本で初めてタクシー会社が営業を開始したことに由来して制定され、この日は全国各地でさまざまなイベントが実施されている。同支部も例年、地域...
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モチアワ、未来に残したい スローフード協会「味の箱舟」に登録

「味の箱舟登録食品」の認定証を手にする前本隆一さん(提供)「味の箱舟登録食品」の認定証を手にする前本隆一さん(提供)
前本さん(竹富島)認定証
 竹富島などで生産されている在来の「ムチアー(モチアワ)」が、一般社団法人日本スローフード協会の「味の箱舟食品」に登録された。地域の自然や人々の生活と深く結びついているものの生産量が限られていて将来的に消滅の危機にある食品を未来に残そうという世界的な取り組み。先島からモチアワなど在来作物7品目が昨年12月、初めて認定され、国内では64品目となった。竹富島で唯一、モチアワを生産する前本隆一さん(9...
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「日本最南端の日本酒」製造へ

石垣市宮良にある請福酒造の本社石垣市宮良にある請福酒造の本社
26年夏の販売目指す
 泡盛メーカーの請福酒造㈲(漢那憲隆社長)=石垣市宮良=が日本酒造りに挑戦する。ことし3月、沖縄県で唯一、日本酒造りを許可されている泰石酒造=うるま市=から事業承継し、現在休止中の日本酒製造を石垣島で再開する。島産原料にこだわった「日本最南端の日本酒」を造り、2026年夏ごろの販売開始を目指す。  石垣島は県内有数の米どころで、生産量全体の半数以上を占める。ひとめぼれを中心に栽培され、新米は...
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戦争の悲惨さ 伝え学ぶ

平和大使に任命された(右から)宮城彩花さん、宮里咲希さん、玉城蓮さん、宮里和花さん=30日午前、石垣市役所庁議室平和大使に任命された(右から)宮城彩花さん、宮里咲希さん、玉城蓮さん、宮里和花さん=30日午前、石垣市役所庁議室
来月、広島・長崎へ
 次世代を担う子どもたちに平和の尊さを考えてもらうため、8月に開かれる広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式と長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に出席する石垣市平和大使の委嘱状交付式が30日午前、市役所で行われた。広島県に派遣される石垣中学校1年・宮里和花さん(13)、八重山農林高校3年・玉城蓮さん(18)、長崎県に派遣される登野城小学校6年の宮里咲希さん(12)と宮城彩花さん(12)が派遣に向けて誓い...
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