100年前、「蓬莱米」を石垣島導入の仲本賢貴
- 2025年04月06日
- 地域・教育
背広に縫って持ち帰った 孫・貴子さん調査で浮き彫りに
日本統治下の台湾で開発された米の新品種「台中65号(蓬莱米)」が1925年(大正14年)に字石垣出身で八重山支庁農業技手の仲本賢貴(1887~1939年)によって石垣島に導入されてから今年で100年を迎える。台中65号は当時、台湾外への持ち出しができなかったとみられ、仲本が島のためにという一心で石垣島に持ち込んだという秘話が、仲本の足跡を追っている孫・仲本貴子さん(73)=那覇市、字石垣出身=...