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カテゴリー「政治・行政」の検索結果は以下のとおりです。

西表島世界遺産センター設計進む 26年度供用開始目指す

基本設計で示された西表世界遺産センターの鳥瞰図。手前側が県道215号線、左側に大原庁舎が予定されている基本設計で示された西表世界遺産センターの鳥瞰図。手前側が県道215号線、左側に大原庁舎が予定されている
竹富町、今年度にも着工
5つの展示室/生物多様性を体感
 竹富町は西表島大原で建設予定の西表島世界遺産センターの実施設計を進めており、今年度の着工と2026年度中の供用開始を目指している。昨年度まとめた基本設計によると、バリエーション豊かな五つの展示室による施設内展示と生物多様性を体感するフィールド展示を予定、西表島の魅力や世界自然遺産の価値を肌で感じる施設として計画している。地域イベントなどで使用できる多目的スペースやセンターとは独立したカフェも整...
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ニライ消防本部 与那国町に救急車譲渡 医療体制の強化期待

ニライ消防本部から無償譲渡を受けた救急車=2日、与那国町役場(田頭瑠都与那国通信員撮影)ニライ消防本部から無償譲渡を受けた救急車=2日、与那国町役場(田頭瑠都与那国通信員撮影)
町内での導入初
 【与那国】嘉手納町、北谷町、読谷村の3町村を管轄するニライ消防本部=嘉手納町=がこのほど、車両更新に伴い救急車1台を与那国町へ無償譲渡した。与那国町はこれまでワゴン車を改良した搬送車を救急車の代替として使用しており、救急車の導入は今回が初めて。町内の救急医療体制強化が期待される。  同町によると、10年間使用した既存車両を更新するタイミングでニライ消防本部から県内離島に要望調査があったとい...
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石垣港、特定利用港湾に指定 中山市長「整備の前倒しに期待」

政府は1日、特定利用港湾に石垣港を指定。自衛隊や海上保安庁の艦船が使用しやすい体制をつくっていく(資料写真)政府は1日、特定利用港湾に石垣港を指定。自衛隊や海上保安庁の艦船が使用しやすい体制をつくっていく(資料写真)
デメリット「ない」断言
 政府は1日、「有事」に備えて平時から自衛隊や海上保安庁の艦船が使用できる「特定利用空港・港湾(特定重要拠点施設)」に石垣市の石垣港を指定した。今後、港湾利用の手続きや調整を簡略化する「円滑な利用に関する枠組み」を設けるため、防衛省沖縄防衛局、海上保安庁第11管区海上保安本部、港湾管理者の石垣市は、内閣府沖縄総合事務局の協力を得て連絡・調整体制を構築し、具体的な運用に向けて意見交換を行う。指定を...
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年度始め式 新体制で業務開始

新体制でのスタートを切る年度始め式が行われた=1日午前、市役所新体制でのスタートを切る年度始め式が行われた=1日午前、市役所
3市町首長が訓示
 2024年度が始まった1日、八重山3市町で年度始め式が行われ、新体制で業務を開始した。職員らを前に中山義隆市長は「円滑かつ的確な対応を」前泊正人竹富町長は「気概をもって新たなチャレンジを」、糸数健一与那国町長は「結果を出す年に」などと訓示し、住民サービス向上実現へ職員一丸となった取り組みを呼びかけた。 【石垣市】円滑かつ的確な対応を  2024年度石垣市年度始め式が1日午前、市役所...
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4月スタートは困難 石垣版ライドシェア

4月スタートが困難となっている石垣版ライドシェア=3月30日午後、ユーグレナ石垣港離島ターミナル4月スタートが困難となっている石垣版ライドシェア=3月30日午後、ユーグレナ石垣港離島ターミナル
国作業遅れ、自家用車活用も模索
 石垣市が進めている石垣版ライドシェアは、当初予定していた4月スタートが困難な情勢となっている。国が指定する規制緩和の対象にいまだなっていないことが大きな要因で、今後の動向も不透明だ。市は「自家用を活用する日本版ライドシェアの導入も検討する」としているが、沖縄県ハイヤー・タクシー協会八重山支部などは、自家用車の利用には以前から難色を示している。事業者の協力が得られない中での実現は難しい。  ...
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次呂久氏が出馬表明 県議選石垣市区 

会見で出馬を表明する次呂久成崇氏(前列右から2人目)=30日午後、大川公民館会見で出馬を表明する次呂久成崇氏(前列右から2人目)=30日午後、大川公民館
八重山に全力投球と決意
 県議選(6月7日告示、同16日投開票)で現職2期目の次呂久成崇氏(49)=無所属=が30日、大川公民館で会見し、出馬を表明した。八重山郡民の声を県政に反映させ「医療・教育・福祉の拡充へ八重山の島々を元気にするため全力投球で取り組む」と決意した。  注力したい分野について「どこにいても平等にサービスが受けられるよう密着した部分に取り組む。いつまでも島々や地域に住み続けられるような施策を展開し...
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市が設置場所の方針示す 避難シェルター

特定臨時避難施設の避難シェルターの設置を予定する市役所隣の防災公園=29日午後特定臨時避難施設の避難シェルターの設置を予定する市役所隣の防災公園=29日午後
中山市長「戦争の準備でない」強調
 石垣市や竹富町、与那国町などを含む5市町村を対象に2週間程度滞在できる特定臨時避難施設の確保に関する基本的な考え方を29日、国が発表したのを受け、中山義隆市長は同日、市役所で会見し、市役所隣接の防災公園のほかに、老朽化で建て替えが予定される消防本部や新設する予定の西部出張所の地下にも同様の避難施設を建設する方針を示した。今後、施設の役割や機能、建物の堅牢性などが示されたガイドラインなどに基づき...
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竹富町 大原に福祉施設開設へ 不登校、児童発達を支援

「子ども第三の居場所」事業で改修予定の旧おおはら幼稚園(竹富町福祉支援課提供)「子ども第三の居場所」事業で改修予定の旧おおはら幼稚園(竹富町福祉支援課提供)
財団助成受け旧園舎改修
 竹富町は次年度、自治体の活動を支援するB&G財団の助成を受けて、西表の旧おおはら幼稚園舎を改修し、子どもや障がい者、高齢者が集える複合施設を整備する。不登校や児童発達の支援を行う「子ども第三の居場所」開設や老朽化しているやまねこ文庫とB型就労施設共同作業所スオウの木の移転、元気な高齢者が集えるカフェの運営などを予定している。2025年度の運用開始を見込んでおり、西表東部地区の地域課題を包括的に...
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竹富町 公用車シェア好評

町民向けの公用車シェアで好調な稼働率で利用される電気自動車2台=26日午後、竹富町役場駐車場町民向けの公用車シェアで好調な稼働率で利用される電気自動車2台=26日午後、竹富町役場駐車場
今月スタート、町民ほぼ毎日利用
 竹富町が町民向けに3月1日から行っている公用車を使ったカーシェアが島民から好評を得ている。すでに100人以上が会員登録し、実際に利用した町民は26日までに49人。2台合わせた利用はほぼ毎日の24日間で168時間の利用があった。土日のほか平日でも公用車の使用されない時間帯に有効活用されている。利用者からは「とても便利だ」「もっと台数を増やしてほしい」などの声が挙がっている。  公用車のカーシ...
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養殖サンゴ日本初輸出 八漁協種苗生産部会 台湾で展示

4㌢四方の着床基盤で育成されたウスエダミドリイシ(提供)4㌢四方の着床基盤で育成されたウスエダミドリイシ(提供)
有性生殖法で国際条約許可
技術や環境教育 交流期待
 八重山漁協サンゴ種苗生産部会(砂川政彦部会長、11人)が2月下旬から、台湾桃園市の都市型水族館「Xpark」でサンゴ保全の啓発などを目的にウスエダミドリイシの展示を行っている。サンゴの輸出はワシントン条約で許可が必要とされており、人工養殖の手法などが認められた。民間取引で日本からサンゴが輸出されるのは今回が初めてとなる。環境教育と養殖技術の交流が期待される。  同部会は漁場の再生などを目的...
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