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カテゴリー「政治・行政」の検索結果は以下のとおりです。

竹富町 大原に福祉施設開設へ 不登校、児童発達を支援

「子ども第三の居場所」事業で改修予定の旧おおはら幼稚園(竹富町福祉支援課提供)「子ども第三の居場所」事業で改修予定の旧おおはら幼稚園(竹富町福祉支援課提供)
財団助成受け旧園舎改修
 竹富町は次年度、自治体の活動を支援するB&G財団の助成を受けて、西表の旧おおはら幼稚園舎を改修し、子どもや障がい者、高齢者が集える複合施設を整備する。不登校や児童発達の支援を行う「子ども第三の居場所」開設や老朽化しているやまねこ文庫とB型就労施設共同作業所スオウの木の移転、元気な高齢者が集えるカフェの運営などを予定している。2025年度の運用開始を見込んでおり、西表東部地区の地域課題を包括的に...
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竹富町 公用車シェア好評

町民向けの公用車シェアで好調な稼働率で利用される電気自動車2台=26日午後、竹富町役場駐車場町民向けの公用車シェアで好調な稼働率で利用される電気自動車2台=26日午後、竹富町役場駐車場
今月スタート、町民ほぼ毎日利用
 竹富町が町民向けに3月1日から行っている公用車を使ったカーシェアが島民から好評を得ている。すでに100人以上が会員登録し、実際に利用した町民は26日までに49人。2台合わせた利用はほぼ毎日の24日間で168時間の利用があった。土日のほか平日でも公用車の使用されない時間帯に有効活用されている。利用者からは「とても便利だ」「もっと台数を増やしてほしい」などの声が挙がっている。  公用車のカーシ...
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養殖サンゴ日本初輸出 八漁協種苗生産部会 台湾で展示

4㌢四方の着床基盤で育成されたウスエダミドリイシ(提供)4㌢四方の着床基盤で育成されたウスエダミドリイシ(提供)
有性生殖法で国際条約許可
技術や環境教育 交流期待
 八重山漁協サンゴ種苗生産部会(砂川政彦部会長、11人)が2月下旬から、台湾桃園市の都市型水族館「Xpark」でサンゴ保全の啓発などを目的にウスエダミドリイシの展示を行っている。サンゴの輸出はワシントン条約で許可が必要とされており、人工養殖の手法などが認められた。民間取引で日本からサンゴが輸出されるのは今回が初めてとなる。環境教育と養殖技術の交流が期待される。  同部会は漁場の再生などを目的...
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「祖納港に出入国施設」 糸数町長、国に要請考え

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ミサイル用地 25年度取得 与那国議会一般質問
 【与那国】3月定例与那国町議会(崎元俊男議長)の一般質問2日目は19日、田里千代基、阪口源太、杉本英貴、与那原繁の4氏が登壇した。祖納港の整備について、糸数健一町長は「しっかりと出入国審査ができるターミナル施設を造ってほしいと、近く国へ文書で要請を上げる」と明かした。杉本氏への答弁。  ミサイル部隊配備に向けた用地取得について、寺村有美恵教育長は「沖縄防衛局から25年度に取得できる見込みと...
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石垣港、「特定利用」指定へ 政府調整

政府が今月末にも特定利用港湾への指定を計画してる石垣港=1月22日政府が今月末にも特定利用港湾への指定を計画してる石垣港=1月22日
今月末、防衛力を強化
 防衛力強化の一環として「有事」の際に自衛隊や海上保安庁が行う部隊展開や国民保護活動に備えて整備する「特定利用空港・港湾(特定重要拠点)」を巡り、政府が今月末に石垣港を指定する方向で調整していることが関係者への取材で分かった。政府は市との間で「円滑な利用に関する枠組み」を設け、民生利用を軸に平時からの使用を行う方針。政府の見解で特定重要拠点は、戦闘機や護衛艦の利用も兼ねている。  市関係者に...
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農家の支援づくりを 与那国町議会一般質問

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糸数町長「農業振興センター」に積極的
 【与那国】3月定例与那国町議会(崎元俊男議長)の一般質問が18日から始まり、初日は嵩西茂則、大宜見浩利、上原光秀、上地常夫の4氏が登壇した。町が来年度から「農業振興センター」を発足させることを受け、上地氏は「生産高に応じて同センターに補助して農家を支援していく仕組みづくりを」と提案。糸数健一町長は「すばらしいアイデア。私が町長としてやりたいことは第一次産業なので、農家のために財政出動して経済を...
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普通建設事業で210% 竹富町24年度予算

一般会計予算推移一般会計予算推移
世界遺産センターなど予定
 竹富町の2024年度一般会計予算の歳入歳出総額は前年度比6億5809万円(8・1%)増の総額87億8054万円で2年連続の増加となった。性質別経費でみると同年度着工予定の世界遺産センター整備や多機能型貨物輸送船造船などの大型事業が重なり、普通建設事業費が210%の大幅増となった。  歳出の内訳は総務費32億5105万円(37%)、民生費9億2761万円(10・6%)、衛生費6億7033万円...
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進む自衛隊機能強化 石垣駐屯地、開設から1年

陸上自衛隊石垣駐屯地は16日で開設から1年を迎えた。いまなお建物の建設が続く=13日午後、石垣市平得大俣陸上自衛隊石垣駐屯地は16日で開設から1年を迎えた。いまなお建物の建設が続く=13日午後、石垣市平得大俣
「抑止力効果」に懐疑的意見も
 陸上自衛隊石垣駐屯地が16日、石垣市平得大俣地区での開設から1年を迎えた。この間、米軍艦船が2度石垣港に入港し、自衛隊と米軍の共同訓練も行われ、自衛隊と米軍の一体化を強く印象付けた。防衛省は、駐屯地の敷地を拡張するため新年度に民有地を取得する方針だ。一方で「有事」の際の住民の島外避難計画や地下避難シェルター計画が議論を呼び、自衛隊配備に伴う「抑止力効果」に懐疑的な意見もある。(8面に関連、9面...
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良好な生息状況を報告 ヤギの分布拡大に懸念も

事業の実施状況や次年度の保護増殖事業の取り組み方針などについて話し合われたイリオモテヤマネコ保護増殖事業検討会=14日午後、国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター事業の実施状況や次年度の保護増殖事業の取り組み方針などについて話し合われたイリオモテヤマネコ保護増殖事業検討会=14日午後、国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター
ヤマネコ保護増殖事業
 イリオモテヤマネコ保護増殖事業検討会(座長・石井信夫東京女子大学名誉教授)の2023年度会議が14日、国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターとオンラインで行われ、同事業の実施状況や次年度の保護増殖事業の取り組み方針などについて話し合われた。環境省や県、竹富町、民間団体などが参画する10年保全計画連絡会議の交通事故対策や外来種問題、生息地や感染症に関する調査などの活動実績も報告された。  定...
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米駆逐艦が出港 石垣港

石垣港から次の目的地に向け出港するミサイル駆逐艦(左)=13日午前9時半ごろ石垣港から次の目的地に向け出港するミサイル駆逐艦(左)=13日午前9時半ごろ
反対市民ら岸壁で抗議
 11日から石垣港検疫錨地に停泊していたイージスシステム搭載の米海軍ミサイル駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」(排水量約9500㌧、全長155㍍、乗組員約300人)が13日午前9時半ごろ、出港した。南ぬ浜町新港クルーズ岸壁ではバリケードが撤去され、寄港に反対する市民が「戦争につながる全ての軍事基地を拒否する」と横断幕を広げて抗議した。(9面に関連)  補給と乗組員の休養目的に通常寄港した同艦船。...
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