八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

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カテゴリー「不連続線」の検索結果は以下のとおりです。

20年以上前、与那国町の訪問団が台湾花蓮市で…

 20年以上前、与那国町の訪問団が台湾花蓮市で交流の夕食会に臨んでいた。終盤、会場ではドゥンタさながらの巻き踊りとなった。与那国か花蓮かを問わず、みんないい顔をしていた▼両町・市の姉妹都市交流は1982年に始まった。日台の自治体間交流としては全国で2番目に早い。交流が途切れずに続いている点も誇っていい▼歳月は友情を深める。町民や町出身者のなかには、花蓮の人たちと個人的な交流を続ける人もいる▼筆者...
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沖縄県はこれまで県道の除草を年2回行う…

 沖縄県はこれまで県道の除草を年2回行う使用規定方式で行ってきたという。それを今年から中、南部土木事務所管内で性能規定方式で行うことにすると発表▼平易に言うと住民から見苦しいと苦情が出たら予算の範囲内で年2回除草する方式から、普段から草の伸び次第を巡回し自発的な除草に努める方式に切りかえるという話。作業経費はそう変わらないとも▼八重山土木事務所管内では、この性能規定方式という用語を知らないボラン...
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海の青さに空の青/南の風に緑葉の/芭蕉は…

 海の青さに空の青/南の風に緑葉の/芭蕉は情けに手を招く/常夏の国 我した島沖縄。1965年に誕生した、故・普久原恒勇さん作曲、吉川安一さん作詞の沖縄を代表する名曲の一つ「芭蕉布」である▼吉川さんは鳩間島生まれ。中学卒業後、島を離れた。現在85歳。名桜大学名誉教授で名護市に住んでいる。去る4日の第26回鳩間島音楽祭に合わせて完成した「鳩間島賛歌」の作詞も担当した。電話でその思いをうかがった(7日...
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愛鳥週間が始まった。沖縄県内では多くの野鳥が観察できるが…

 愛鳥週間が始まった。沖縄県内では多くの野鳥が観察できるが、留鳥は40種程度と多くない。一方、県内で確認される種は400種類を超える。琉球弧を中継する渡り鳥が多くを占めるのだ▼バードウオッチング人口は意外と多い。都会に珍しい鳥が現れようものなら、100人単位の人が集結。沖縄では本土では見られない鳥が渡りの時期に通過することから、春と秋には多くのバードウオッチャーが来県する▼この時期なら簡単に見ら...
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連日、最高気温が30度前後にまで上がり…

 連日、最高気温が30度前後にまで上がり、八重山地方は夏本番を迎えている。と同時に八重山の夏の味覚の代表でもあるパインアップルのおいしい季節となった▼旬を迎えているのはポコット(ボゴール)とピーチ(ソフトタッチ)の二種類のパイン。生食用に開発され、前半戦の主力品種だ。去る1日には、県やJAなど関係機関・団体で組織する県農林水産物販売促進協議会が、県産パインの旬入りを宣言、全国に夏の味覚をアピール...
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「けっこう船が大きいな」。初めて那覇ハーリーをみた…

 「けっこう船が大きいな」。初めて那覇ハーリーをみた。この歴史は14世紀に始まり、琉球王国の国家的行事として栄えたが廃藩置県で廃止。地域行事として復活するも1928年に途絶えた。その後、本土復帰後の75年に再開した経緯がある▼漁業者がかいさばきを競うハーリーは、最終日に豊漁を願う御願バーリーと本バーリーがある。一般の部では石垣島からの参加チームもあった。サバニは石垣だと10人乗りだが那覇は32人...
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「えりぃ」が帰ってきた。あの「大きくなったら…

「えりぃ」が帰ってきた。あの「大きくなったら結婚しようね~」のえりぃである。NHKの連続テレビ小説、実に23年ぶり。小浜島を一躍全国区に登場させ、名を知らしめた「ちゅらさん」▼豊かな自然のなかで育ったヒロインが周囲の人々のやさしさに支えられ、おおらかに育ってゆく姿を描く。沖縄の雰囲気や人々のあたたかさ、歌や食べ物、言葉、文化ばかりでなく、家族観をあますことなく伝えたと評される作品。これまで総集編...
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幼少のころ、旧暦3月3日の浜下りの日に、…

 幼少のころ、旧暦3月3日の浜下りの日に、叔父のサバニに乗って親族で干瀬(ひし)に行ったことがある▼干瀬は干潮のときに現れるサンゴ礁群など。シャコガイやタコなどをとった。岩やサンゴに埋まっているシャコガイは、乱暴だがバールを使って取り出した。1970年代のこと。海の恵みは豊富だった。楽しかった▼シャコガイはその場で食べるとおいしかったが、持ち帰るとそうでもなかった。特に豆腐のような肝は磯の香りを...
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「愛し合ってるかい」。最後に彼のステージを…

 「愛し合ってるかい」。最後に彼のステージを見たのは、20年以上前の年越しライブだった。友人と連れ立って、寒風吹きすさぶ海岸沿いの屋外ステージ。いつもの決めぜりふに会場は「愛し合ってる!」と応えた。昨日5月2日は、忌野清志郎さんの命日だった▼清志郎の原発政策を批判した「原発賛成音頭」やパンクロック風にアレンジした「君が代」は発売禁止の憂き目。オンエアを拒否したラジオ局に対しては、生放送で放送禁止...
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石垣島製糖㈱(西村剛志社長)の2023…

 石垣島製糖㈱(西村剛志社長)の2023/24年期操業が4月30日で終了した。4月の天候不良が響き、当初計画よりも約1カ月遅れた(1日付本紙)▼同期の製糖成績は、原料生産量が前期を3618㌧上回る6万8165㌧。粗糖生産量は概算で前期を942㌧上回る7576㌧、国の交付金を含めた原料代金の総額は16億8250万円と、前期を2億2764万円上回った▼収穫面積が1235㌶と前期比159㌶の減。10㌃...
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