八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

カテゴリー「不連続線」の検索結果は以下のとおりです。

梅雨が明けた。とたんに海も空も、山も…

 梅雨が明けた。とたんに海も空も、山も、ピーカンの夏色になった。窓を開ければ夏至南風(かーちーばい)がカーテンを揺らして駆け抜けてゆく▼今を盛りに咲く花々もみごと。ゴールデンシャワーは黄金色に輝き、日が落ちればサガリバナがふくいくと香り出す▼夏色である。まごうことなく島々の夏になった。でも、夏色はまた、鎮魂の祈りに包まれる季節でもある。沖縄では「ありったけの地獄を集めた」と言わしめた地上戦が組織...
本文を読む

「マジンガーZ」や「ガッチャマン」を見たのは…

 「マジンガーZ」や「ガッチャマン」を見たのは台湾のテレビ放送で。台湾からの電波で混線がひどく、日本のラジオ放送が「ちゃんと受信できずにイライラした」。台湾から111㌔のところに住む人だけが体験し、体験談として書くことができるエピソードだ▼与那国町役場の小嶺長典さんがウエブ上に発表したエッセーを読み、感銘を受けた。台湾との間を結ぶ船の実現に掛ける思いが趣旨だが、生活感あふれる筆致に、台湾と与那国...
本文を読む

ちりも積もれば山となるはコツコツ物事を

 ちりも積もれば山となるはコツコツ物事を積み重ねることで最後は大きな成果を得ることができることをいう▼ところがもったいなくて捨て切れず、いつか役に立つとしまい込んだ物は使わないまま積みこんで置いたら、ごみ屋敷も同然になることを今回のシロアリ騒動で思い知らされた。すわっ家の一大事とシロアリ駆除で倉庫から出した物の数には自身が一番驚いた▼よくぞこんなものまでという昔の玩具がある。ラムネ玉、木ゴマ、め...
本文を読む

石垣市議会の一般質問はユーチューブで…

 石垣市議会の一般質問はユーチューブで動画配信されている。議場に直接足を運べない市民にとっては生中継でも録画でも視聴できるので便利なツールである。メディアにとっても後で確認するときに助かる▼ところが、14日の内原英聡氏の一般質問で中山義隆市長の「出べそ」発言を巡る約3時間の空転劇で、再開に当たって中山市長が陳謝し内原氏が反省の弁を述べた際、マイクがオフになった▼ライブ中継を見ていた人にとっては無...
本文を読む

きょうは15日から始まった「世界アルバトロスデー…

 きょうは15日から始まった「世界アルバトロスデー&シーバードウイーク」の最終日。日本の絶滅が危惧される海鳥を保全しようと東邦大学名誉教授の長谷川博氏らによって呼びかけられたのが始まりだ▼石垣市では、2021年に別種として論文が発表されたセンカクアホウドリや絶滅危惧種のコアジサシ、ベニアジサシ、エリグロアジサシなどが繁殖している。どれも希少種で環境省により保護が進められている▼南ぬ浜町では、その...
本文を読む

全国で高齢ドライバーの交通事故が後を絶たず…

 全国で高齢ドライバーの交通事故が後を絶たず、免許返納などの対策が叫ばれている。だが、地域によって普段の生活の足として車が必要な所もあり、返納がなかなか進まない実情もある▼八重山も生活の足として車が必要な地域だ。電車やバスなど交通網が発達した都会とは違い、車社会の地方で車は必需品。高齢ドライバーも多く、免許を返納することは移動手段を失い、高齢者の外出機会の減少につながるだけに、返納は簡単ではない...
本文を読む

県議選の夜は那覇でタクシーに乗った…

 県議選の夜は那覇でタクシーに乗った。「選挙の日だと利用者は多いですか」。運転手に聞くと「昔は事務所をまわってタダ酒を飲む人もいたが、今はいろいろ厳しいから客は昔より少ない」と言い、懐かしんでいた▼その県議選は驚きの連続だった。国政で逆風となっている野党の自民は大物政治家を呼ばず、党派色を薄めた選挙を展開、候補者全員が当選した。与党は改選前から4議席減の20議席で、与党少数のねじれ議会となる▼大...
本文を読む

子らが小中学校のころ、「今日の給食おいしかった…

 子らが小中学校のころ、「今日の給食おいしかった」「明日は○○ってよ」などと日々の献立に一喜一憂、それを楽しく聞いていたのを思い出す。われら、そんな給食を食べた覚えのない「脱脂粉乳世代」である▼シンメー鍋にお湯をぐらぐら沸かし、粉ミルクをどぼどぼ投入してひたすら混ぜる。これがミルク。一般に牛乳が普及していない頃、このミルクにやられ、おなかをこわす児童がいた▼小中学校を通して脱脂粉乳ミルクとパン一...
本文を読む

弊紙元編集長上地義男氏が通信員列伝を…

 弊紙元編集長上地義男氏が通信員列伝を連載した。弊紙は郷土の新聞を看板に石垣市、竹富町、与那国町のニュースを紙面に反映させることを第一義に紙面を作ってきた▼その意味で離島からの通信員記事は学校の話題が主だったとはいえ、画期的な出来事だった。頑張る子どもたちの名前、顔が掲載されることで地域は盛り上がり島を離れて住む出身者からも喜ばれた▼今でこそ個人情報保護の観点から人の名前や顔写真の掲載に、許諾を...
本文を読む

石垣市爬龍船競漕大会はもともと「登野城…

 石垣市爬龍船競漕大会はもともと「登野城」「石垣」「新川」の字対抗で行われ、1965年から「東」「中」「西」の組編成になった▼さらに1997年からは、後継者不足を理由に西組が中組(1、2組)に加わって中西合同の1チームとなり、東組はもともとあった東1組、東2組が単独で出場するようになった▼97年以前は張り合っていたと思うが、西と中が合流して以降、バランスが崩れた。昨年まで24回の大会で総合優勝は...
本文を読む
キーワード検索フォーム