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カテゴリー「不連続線」の検索結果は以下のとおりです。

「うちは市場の子だったよ」と団塊世代の

 「うちは市場の子だったよ」と団塊世代の女性が言った。年から年中、市場周辺、商店街が遊び場だったという。大人が行きかうところに子どもは集まるのが摂理▼娯楽施設の少ない時代。電気屋さんの前はテレビ試聴に黒山の人だかり。と思えば空き缶を前に路上に座り込んで三味線を弾く黒眼鏡の人がいた。その頃は各種選挙の打ち上げ演説も公設市場の前と相場が決まっていた。そこが最も市民が、老若男女が多く集う場所だったから...
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今年も凧あげ会場を探しています。来年1月…

 今年も凧あげ会場を探しています。来年1月14日㈰に半世紀も続く島の老若男女が集う伝統遊び「石垣市新春凧あげ大会」が開催されます。石垣港湾事務所所管の大型クルーズ船バース横広場と真栄里公園で検討していますが、風向きとの兼ね合いでいまだ協議を重ねています▼将来を見据えると風向き、広さでは旧空港跡地にできた市役所東側駐車場とバーベキュー大会で整地された広場周辺が有望最適です。ただ、救急ヘリポートが近...
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子どもに小遣いをやる。「何に使う?」…

 子どもに小遣いをやる。「何に使う?」「何に使った?」と使い道が気になるが、自由に使っていいお金。説明や報告がなくても親子だから信用しよう▼でも、これが税金となれば話は別。公共サービスを提供するために国民が負担している血税である。知る権利があるし、知らせる義務もある。ところがそうでないものがある。そう、官房機密費。元衆院議員で現石川県知事の馳浩氏の「暴露」で再びクローズアップされた▼当時、自民党...
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子どもからのなにげない質問で夜の食卓に…

 子どもからのなにげない質問で夜の食卓に緊張が走った。そうアレである。「サンタクロースっているの?」。ついにこの日が来てしまったかと妻と視線を交わした。言葉を濁しつつ、絵本「サンタクロースっているんでしょうか?」を思い出した▼図書館の絵本コーナーにおじさんが一人という光景は、少し異様に映るかもしれないと人目を気にしつつも、その絵本をあらためて手に取ってみた▼今から120年前、8歳の女の子ヴァージ...
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卯(う)年も残す所3週間余。人の動きも…

 卯(う)年も残す所3週間余。人の動きも活発になり、師走の市街地は徐々に慌ただしさを増してきた▼12月は一年を締めくくる「忘年会」のシーズン。ここ数年は、長く猛威をふるった新型コロナの影響で見送られてきたが、今年は去る5月に感染症法の取り扱いが5類へ移行されたことで、これまで自粛していた企業やグループなども、忘年会を解禁、平常の忘年会シーズンが期待できそうだ▼忘年会の醍醐味(だいごみ)は、気の合...
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「一緒にギャルピースしよう」。突然そう…

 「一緒にギャルピースしよう」。突然そう言われ、あせった。これは那覇の小さな劇場での一幕。とりあえず順を追って話そう▼知り合いがお笑い芸人を目指していると知った。仕事はどうしたのか、辞めたのか。プロの芸人を目指すのか、遊びなのか。何も知らないまま、お笑いライブを見に行った▼劇場のサイズは12㍍×8㍍ほどの大きさ。イスを敷き詰めたら50~60人は入ると思う。10組以上出演するのに観客は10人ほどで...
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今年、印象に残った言葉から。「地球沸騰化」…

 今年、印象に残った言葉から。「地球沸騰化」。「温暖化」がより深刻化したとして国連のグテーレス事務総長が警告を発している▼海水温上昇やスーパー台風の来襲など島々に住むわれらの暮らしとも決して無縁ではない。沖縄県魚グルクン(タカサゴ)やシイラ(マンビカー)など南の海の魚たちが静岡沖でとれている。山火事多発など地球規模の異変、次はどんなことが起きるか▼「沸騰化」は2023ユーキャン新語・流行語大賞に...
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1955年9月5日付の「海南時報」に、与那国…

 1955年9月5日付の「海南時報」に、与那国町出身の高校生が船賃の値上げに反対する決議を行ったという記事が出ていた。決議は「一銭でも多く教育方面に回すことによって理想郷を築くことができる」と訴えていたという▼いわゆる「密貿易」が終わって数年が経過した時期のことである。同年の国勢調査によると、それでも町人口は5259人を数えた。現在の3倍近い▼72年の本土復帰直後の与那国を描いた作品「視えない共...
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トックリキワタの花が市内で咲き誇っている…

 トックリキワタの花が市内で咲き誇っている▼ただ見たところ枝打ちなど平素の手入れの行き届いている木は開花が少ない。平真小西通りの並木もなぜか近年花付きが悪い。旧市役所通りは写真に収める人も多いが今後の再開発ではどうなるのかな▼わが家の30年近い古木も今年は満開、道路をまたぎ、道のみならず隣家の屋根や敷地へ咲き終わった花をまき散らしている。道路上にひろがるピンクの花びらは頭上の枝の花との対で絵にな...
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1日付本欄に「上司から筆者への『死なすど』…

 1日付本欄に「上司から筆者への『死なすど』にも悪意はないと信じてやまない」とあった。すいません、上司とは私のこと。もちろん悪意はない。とは言っても、言葉は受け止め方次第。気を付けなければ▼昔から言葉遣いが荒かった。祖母や母にたしなめられたが、「やがまさん(うるさい)」と聞く耳持たず。八重高時代、幼小中からの友人と話していると、周囲から「ケンカしているば」と言われるほど。普通の会話なのに、と不思...
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