八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

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カテゴリー「不連続線」の検索結果は以下のとおりです。

朝一は、すぐ新聞に目を通す。1面から順に…

 朝一は、すぐ新聞に目を通す。1面から順にローカル記事の見出しを追い、その後、田舎暮らしでは絶対に見逃がせない告別式のお知らせを入念に見る▼最近は天寿全うの高齢者よりも退職間もない方や働き盛りの青壮年が目立つようになった。健康には気を付けよう▼島の付き合いは、不思議なネットワーク(縁・結マール)でつながっていて、葬儀に出向くのは死者との縁が一番ではあるが、故人とは面識がなくても、子や孫が職場の同...
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戦争体験者の話を聞く。公的資料や本で調べる…

 戦争体験者の話を聞く。公的資料や本で調べる。話に記憶違いなどがないか確認し、あれば体験者に再確認する。本紙連載「戦後79年 体験者の証言」(6月23日~7月3日)もそんな作業を経た▼今回は竹富町内の体験者が多く取り上げられた。その際、大いに役立ったのが竹富町史だった。先史時代から現代に至るまでを総括的に記述する通史編のほか島編があるのが特徴である▼連載で筆者は「鳩間島」を参考にした。「戦争と鳩...
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身代金要求型のウイルス「ランサムウェア」…

 身代金要求型のウイルス「ランサムウェア」が猛威を振るっている。KADOKAWAグループは6月8日に攻撃を受け、1カ月が経過した時点でも完全な復旧には至っていない。徳島県では14万人以上の個人情報が漏洩。和歌山市や京都商工会議所、京都市、豊田市なども同様の被害に遭っている▼ランサムウェアはデータを暗号化し、その復元と引き換えに身代金を要求する。近年、世界中で多くの被害が発生し対策が求められている...
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20年ぶりに刷新された新紙幣が3日、発行された…

 20年ぶりに刷新された新紙幣が3日、発行された。ニュースでは、早朝から新紙幣を求め、日銀前にならぶ人たちの姿も報じられ、注目の高さがうかがえる▼今回、発行された新紙幣は、1万円、5千円、千円の3種類。1万円札には近代日本を代表する実業家の渋沢栄一、5千円札には現在の津田塾大学創立者の津田梅子、千円札にはペスト菌を発見した細菌学者の北里柴三郎の肖像画が描かれている▼また、額面表示が従来の漢数字か...
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ある程度、実績を重ねると「座右の銘」を…

 ある程度、実績を重ねると「座右の銘」を考えたくなるらしい。あいさつやインタビューを受ける時に必要なのだろう。ちょうどいいフレーズがある▼福澤諭吉さんが「文明論之概略」で、日本の皇室を語りながら「物の貴(とうと)きにあらず、その働きの貴きなり」という言葉を生み出した。士農工商といったガチガチの身分制があった、前近代社会の常識を覆す力強さがある▼例えば社長だから「すごい」、市長だから「えらい」、官...
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まるでどこかの恒例行事の広報記事のように…

 まるでどこかの恒例行事の広報記事のように読んでしまった。先日の新聞1面トップ記事の見出し「ことしもRD実施へ」である。斜に構えて読むのは当方の悪い癖としても▼サブ見出しに「日米実動訓練恒常化も」とある。ここで略称で使われた「RD」とは実動訓練のことであり、リード記事で略称「レゾリュート・ドラゴン」、米海兵隊と陸上自衛隊が例年実施しているもので、訓練地は石垣と与那国、昨年10月に続いて2回目であ...
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お米や農業に関心のある人なら…

 お米や農業に関心のある人なら、「台中65号」はなじみのあるイネかもしれない。日本統治期に台湾で育種された蓬莱米のひとつだ。八重山支庁の技手だった仲本賢貴(字石垣出身、1888~1939)によって石垣島にも導入された▼6月に台湾大学を訪れ、研究用の農場で台中65号が栽培されているのを見た。同行した研究者によると、もうひとつの別の種と一緒に栽培して実験しているとのことだった▼仲本の功績を顕彰しよう...
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お帰りなさい」の開会の辞で始まる…

 「お帰りなさい」の開会の辞で始まる石垣島凧あげ交流会の前夜祭が昨夜、市内ホテルで開催された。2001年に始まり、今年22回を数える交流会で長年司会を務める石垣市女性連合会会長川平孝子さんがリピーターの多さに発した言葉が参加者の心を打ち、慣例に▼以来、空港でも交流会場でも「お帰りなさい、帰ってきたよ」は合言葉。再々訪参加者は八重山の風、人情、食が大好き。中に東京足立の武田守弘さんのように20余年...
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弊社の資料室は日々の新聞を切り抜き、政治や…

 弊社の資料室は日々の新聞を切り抜き、政治や経済、文化、スポーツなど分野別にファイリングしている。中には個人名を冠したファイルもいくつかあるが、一番のボリュームを誇るのが「自転車 新城幸也」である▼ファイルは新城選手が活躍をみせはじめた20歳、2004年から。翌05年の新年号で特集され、「今後の飛躍が期待される日本自転車界のホープだ」と記されている。まさにその通り、いやそれ以上の実績を残してきた...
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「お父さん! ぼくに命令ばっかしないで…

 「お父さん! ぼくに命令ばっかしないで!」。ある日、長男から抗議を受けた。リビングで遊んだ後「おもちゃを片付けなさい」というような内容だったのだが、その言い方が彼にとっては、不服だったよう▼幼い子どもにも自分なりの考えや自尊心は備わっている。それを踏みにじってしまったことを反省した。わが子には感受性豊かに伸び伸びと育ってほしいと思う一方で、思い通りに動いてくれないとどうしても語気が強くなる▼子...
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