八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

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カテゴリー「不連続線」の検索結果は以下のとおりです。

終戦直後の樺太で旧ソ連人とともに暮らし…

 終戦直後の樺太で旧ソ連人とともに暮らし、北海道へ引き揚げた後、アイヌの伝統的な住居、チセを借りて暮らしたという人の聞き書きを読んだ。この人はどんな感覚で人生を送ってきたのか、と思わずにいられなかった。締めの部分では、聞き取りをした学生の思いにもらい泣きしてしまった▼京都・大阪の大学生が民俗学の課題で祖父母などからの聞き取りをまとめ、その選りすぐり12編が「書いてみた生活史」(実生社)として出版...
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学校から凧(たこ)作り教室を頼まれて悩む…

 学校から凧(たこ)作り教室を頼まれて悩むのが1時限~2時限で終えたいという要望▼それだと凧作りで大事な凧の大きさに合った均等な厚みや長さの竹骨をそろえるため、講師側で事前に竹を割り、裂き、削り仕上げておく必要がある▼当日は、紙を切り竹骨を貼ったら完成という凧材料一式をお膳立てすることに。これでは、いつまでたっても材料がないと凧は作れない状況のまま▼そこで今年は長い丸、平竹ヒゴ、紙は新聞紙、チラ...
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友人の1人は「じゅんにな?」が口癖。…

 友人の1人は「じゅんにな?」が口癖。「本当?」という意味だ。会話中にちょっとでも信じられないことがあると、口をついて出る。そんなときは「じゅんにど」と念を押す▼「じゅんにな」は、語尾を「よ」に変えれば同調する場合にも使えるので便利な言葉▼沖縄語辞典(国立国語研究所編)によると、①正常であること。あたりまえ②本当であること。①の例文には「じゅのーあらん」(あたりまえでない)、②の例文には「あれー...
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サンタクロースは、今年のクリスマスは…

 サンタクロースは、今年のクリスマスは忙しくて大変だったようです。なにせ世界中の子どもたちにプレゼントを届けないといけませんが人手不足。全員に届けることが難しかったようです。でも、サンタは必ずみんなのことを覚えています。そして、大切に思っていますよ▼サンタの魔法はプレゼントだけじゃなくて、家族や友だちとの温かい時間もサンタからの贈り物です。クリスマスは、感謝の気持ちを伝えあう機会にするといいです...
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2024年も残り5日。今年、八重山はどんな…

 2024年も残り5日。今年、八重山はどんな年だったのだろうか。本紙25日付の10大ニュースで振り返ると、八重山在住者で初となる新垣幸子さんの人間国宝認定というおめでたい話題がトップを飾った。八重山上布が国の重要無形文化財として認定され、その技能保持者としての認定だ▼自転車ロードの新城幸也選手の自身4大会連続出場となるパリ五輪での56位完走や、波照間航空路の15年ぶりの再開、児童生徒の全国レベル...
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現職が出馬表明した来年8月の与那国町長選…

 現職が出馬表明した来年8月の与那国町長選を皮切りに、再来年2月の石垣市長選、5月の竹富町長選と選挙が続く。選挙マニアにとっては楽しい年になる▼選挙では、うわさ話が飛び交うもの。立候補を決めている人は、疑惑が出たら火消しする必要がある。最近どうも気になるのは、石垣市長選のほうだ▼「台湾接待のことどう思っているの?」「警察が動いているの?」。那覇でこんな質問をされることがある。こちらでは特に取材し...
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「昭和レトロ」が若者世代にブームだ。…

 「昭和レトロ」が若者世代にブームだ。若者言葉で言えば「エモい」。初めて見るものも、なぜか切なくも懐かしい感情に揺さぶられるらしい▼調度品が昔ながらの純喫茶、古びた街並みが残る商店街や食事、昭和歌謡、ファッション、さまざまなグッズなど、写真映えするものはすべからく昭和レトロ▼日本人の4人に3人は昭和生まれ。戦後生まれは8割を超える。レトロブームの中心は若者世代でも、下支えしているのは昭和期に青春...
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昨年夏、屋良部村御嶽の取材をしていて…

 昨年夏、屋良部村御嶽の取材をしていて、崎枝の石垣千彩さんを訪ねた。同御嶽に時折線香が供えられていることを質問すると、崎枝公民館の神事とはかかわりがないとのことだった▼なぞ解きは果たせなかったが、新たな楽しみに出合う取材でもあった。崎枝では今年の入植75周年に向けて地域誌を準備中だったのである▼石垣さんは本土からの移住者だ。75周年記念誌「崎枝回顧録」にこんな一文を寄せている▼「崎枝の歴史はおろ...
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国道ヤラブ並木15友の会の12月の芽摘みは…

 国道ヤラブ並木15友の会の12月の芽摘みは2日間で終わった。土木事務所が植栽の草刈りを済ませていたので作業がはかどった▼冬季は見通しのいい景観がしばらく維持できそうなので観光客はもとより空港へ用事のある方はぜひ通ってみて。ヤラブそれぞれの木肌の幾何学模様の面白さは言葉では言い表せない。一つ一つの木に表情があり写真撮影にお勧め▼それで思いついたのが総合事務局音頭取りの夏休みの一日を使ったヤラブウ...
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高さ約15㌢直径約6㌢の木製ピンを…

 高さ約15㌢直径約6㌢の木製ピンを12本一カ所に集めて並べ、3~4㍍離れた場所から長さ約22㌢直径約6㌢の木製棒をピンに向かって下から投げる。倒れたピンによって得点を加算していき、先に50点ピッタリになったほうが勝ち。フィンランドの伝統的なゲームを元に開発されたスポーツ、モルックである▼ピンはスキットルと呼ばれ、12本ある。上は45度に面取りされ、そこに1~12の番号が記されている。1本倒せば...
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