八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

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カテゴリー「不連続線」の検索結果は以下のとおりです。

牡丹社事件に関する展示会(3日付本紙9面)…

 牡丹社事件に関する展示会(3日付本紙9面)が始まる日の朝のこと。前の晩に泊まった石門集落(屏東県牡丹郷)から会場に向かおうとすると、通りでおしゃべりをしている人たちがいた。食品販売のワゴンに集まっている。私がよそ者だと気付いた人が、手作りの食べ物を紹介し始めた▼そのなかに、小さな実を細長い容器に詰め込んだものがあった。辛味のある調味料だそうだ。「ラージアオ」を酒で漬け込むのだという。「ラー」は...
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家を造る際、塀をブロックで巡らすことに…

 家を造る際、塀をブロックで巡らすことにした。中が見えない高さにしますかと提案された。庭で多彩な草花や花木を植えたいとの家人の希望もあり、通行人からも花が見えたほうがいいと低めに積んでもらった▼しかしこの辺りは、年に何回か来島し島暮らしを楽しむ別荘の多い地域、ブロック塀も保安の意味合いから少し高めに積まれていて、我が家の塀はコンクリート地のままだと見劣りする▼そこでブロック塀の緑化を試みることに...
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八重山高校で7日行われた入学式に出席した…

 八重山高校で7日行われた入学式に出席した。新入生は、いろんな中学校から来ているので初顔も多く緊張気味。在校生を代表して歓迎のあいさつを行った生徒会長の平良実愛さん(2年)が、クラスメートと仲を深めるためのポイントを三つ伝授した▼一つ目は自分から話しかけること。「最初は緊張すると思うが、笑顔で話しかけることで自然と話せるようになる」▼二つ目は少しの会話でも大切にすること。「何げない会話を大切にす...
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SNSの投稿を眺めていると、かつては…

 SNSの投稿を眺めていると、かつては地域限定だった方言が全国へ広がり、新たな表現として根付いていく様子を見ることができる。地域の壁を越えて言葉が旅をする時代になった▼標準語と方言は同じ日本語でありながら、異なる思考や感性を育む。両者の間にある心理的距離は、日常会話にも影響を与えている。わが家では妻が博多弁、私は名古屋弁のため、自然と標準語での会話が定着した。次第に気付いたのは、標準語が論理的・...
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インターネットを中心に情報があふれる中、…

 インターネットを中心に情報があふれる中、現代の子どもたちは、将来、どの職業に憧れを持つのだろうか▼株式会社クラレ(本社・東京都千代田区)が、この春小学校に入学する子どもとその親を対象に調査した結果、子どもの「将来就きたい職業」の総合1位は27年連続で「ケーキ屋・パン屋」だった▼一方、親の「就かせたい職業」は男女とも「公務員」で、親の子どもの安定を願う気持ちが表れた格好だ。特徴的なのが、女の子で...
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今年はセンカクツツジが咲かなかった。2年前…

 今年はセンカクツツジが咲かなかった。2年前から自宅のベランダで育ててきた。緑の葉っぱばかり茂っていて、つぼみはどこにもない。楽しみにしていたのでショックを受けた▼センカクツツジは尖閣諸島だけに自生する貴重な花で、国の絶滅危惧種でもある。2023年の3月、那覇の上原良秀さんから苗を分けてもらい、昨春には薄紫色の花が咲いた▼なぜ今年は咲かないのか。さっそく上原さんに現物を見せながら相談した。話によ...
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かつて島々には子守の習わしとして守姉…

 かつて島々には子守の習わしとして守姉(むらに)がいた。忙しく働く親の代わりに乳幼児(むりふぁ:守子の意)の世話をみる遠縁や近所の女の子である。賃金などなく遊び相手やおむつ替えなど世話をみた。その関係は生涯続く絆の強さを誇ったという▼小浜島でむりあんねー、多良間島でむれねえ、奄美でむいあにと呼んだ。わが家の長兄、次兄には守姉がいるが三男にはいない。地域社会の変容に伴い「子守の風景」も少しずつ変わ...
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子どもの保育環境の整備が一段落したのか…

 子どもの保育環境の整備が一段落したのか待機児童という言葉が世間で聞かれなくなった▼民営保育所、保育園、公営こども園の新設、拡充のおかげだと思うが、一方で年々減っていく新生児数は近い将来、その運営を厳しく左右していくのではないかと心配する声も▼先日、保育園を訪ねる機会があり「島の保育園が充実して待機児童問題は解消したように見えるが今年の園児の集まり具合はどうか」と聞いてみた。「そこなんですよ。市...
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「YOUは何しに日本へ?」という番組がある…

 「YOUは何しに日本へ?」という番組がある。日本を訪れる外国人に空港でアポなしにインタビューし、興味関心の赴くままに密着取材を行うという内容。これがおもしろくてよく見る▼「日本のそんなとこ発見するYOUスゴい!」というのがテーマのよう。世界で人気を集めるアニメはもちろん、伝統文化から日々の暮らしまであらゆることに関心を寄せ、日本という国に魅了される外国人がいっぱいいることが分かる▼手法は逆だが...
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国際線が再開した。就航したのは…

 国際線が再開した。就航したのは、香港エクスプレスとジンエアーで両社とも海外に拠点を置く格安航空会社だ。5月からはチャイナエアラインも飛ぶ予定となっており、八重山と香港、韓国、台湾との距離が縮まる▼地元では早くも島内経済の活性化に期待が高まる。観光関係のある事業者は「島内消費額が高いのは空路からの客。インバウンド観光がさらに盛り上がる」と笑顔を見せる▼空路からの観光客はレンタカーを借りる人も多い...
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