宮良殿内家資料を国重文に
- 2025年03月22日
- 芸能・文化
文化審答申
琉球国史に学術価値
国の文化審議会(島谷弘幸会長)は21日、宮良殿内家関係資料348点を、歴史資料の部で重要文化財(重文)に指定するよう文部科学大臣に答申した。琉球国の政治史・文化史上、学術価値が高いと判断した。宮良殿内家は建造物が重文(1972年指定)、庭園が名勝(同)となっており、これらに加え同家に伝来した資料の価値も認められることになった。(2面に関連)
同資料は、首里王府統治下の八重山で、在地役人の...
琉球国史に学術価値