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過去最多の2592件 救急車「トリプル出動」も

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石垣市消防本部 18年救急出動

 石垣市消防本部(大濵安久消防長)の2018年救急出動件数は前年比99件増の2592件となり、過去最多を更新した。交通事故増加に伴い、救急車を同時に3台出す「トリプル出動」も増えている。3台目は川平か伊原間の出張所の救急車で対応するため搬送に時間を要し、一刻を争う患者には致命的なロスとなりかねない。同本部は8日から始まる救急医療週間で▽適正な救急車の利用▽応急手当ての促進—などを呼び掛けていく。

 交通事故による搬送は前年比52人増の169人。うちトリプル出動は15件増の23件で、4台同時の「カルテット出動」も1件あった。19年は9月末現在でトリプル8件、カルテットが1件ある。救急車は本署に2台、川平と伊原間の出張所に各1台が配備されており、トリプル出動には市街地まで20分以上を要する出張所の救急車で対応している。

 病院までの収容平均時間は28.49分と、前年度の全国平均39.3分より短い。しかし、今後、市役所新庁舎建設に伴い、離島からの急患を真栄里ヘリポートで引き継ぐことが困難となり、南ぬ島石垣空港を経由するケースが多くなることが予想されるため、収容時間の延びが懸念される。離島からの急患を離島ターミナルや真栄里ヘリポートで引き受ける搬送は102件で、前年から11件増えた。

 一方、出動後に搬送の必要がなかった「不搬送」は301件(同73件減)と減少傾向にある。緊急を要する患者にいち早く救急車を手配するため、同本部は引き続き全国版救急受診アプリ「Q助」の活用を促進する。

 搬送人員の内訳は例年、半数以上を65歳以上が占めており、18年は51%に当たる1177人だった。観光客の多くを占める郡外在住者は、全体の約2割に当たる413人だった。

  • タグ: 石垣市消防本部2018年救急出動件数
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