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米原海岸利用ルール1カ月

夏休み真っただ中、多くの利用者が訪れる米原海岸=12日午前、同海岸

夏休み真っただ中、多くの利用者が訪れる米原海岸=12日午前、同海岸

売店などに利用ルールのポスターが設置されているが周知は行き届いていない=12日午前、米原海岸

周知まだ行き届かず

 環境省による米原海岸利用ルールの試験運用が始まって13日でちょうど1カ月となった。台風が過ぎ去り穏やかさを取り戻した海岸には多くの観光客が訪れ、シュノーケリングなどを楽しんでいた。先月13日に同海岸入り口に設置された利用ルールを呼び掛けるポスターは、台風9号の影響か見当たらなくなっていた。環境省では、試験運用ルールの修正や地域主体の運用体制構築に向けた取り組みなど来年度の本格運用を前に検討を進めている。

 米原海岸は、良好なサンゴ礁生態系が広がっていることから2007年に西表石垣国立公園に指定されたが、大勢が押し寄せることで自然環境への影響が懸念されている。

 現在では、年間約40万人が訪れ、シュノーケリングなどで自然観察を楽しんでいる。

 この日も多くの利用者が水中メガネで熱帯魚やサンゴ礁の美しい姿を楽しんでいたが、中には知ってか知らずか、たも網を持参する家族連れもいた。

 利用ルールでは自然環境や地域社会、安全への観点から▽熱帯魚などを捕らない▽生き物にエサを与えない▽環境に優しい日焼け止めの利用▽ライフジャケットの着用▽海岸での喫煙の禁止▽たき火や花火の禁止|など16項目が定められている。

 海岸で売店を営む女性によると熱帯魚の餌付け用にとソーセージを買いに来る利用客もおり、その都度、利用ルールで餌付けなどは禁止されていることを説明しているという。

 また、一部のタクシーの運転手が利用ルールを知らないまま、観光客らに餌付けを勧めているケースもあるといい、周知が行き届いていない現状が浮かび上がった。

  • タグ: 環境保護
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