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星まつり講演 VERA石垣島局も貢献

星まつり記念講演会に来場した市民ら。ブラックホール撮影までの道のりについて話を聞いた=4日午後、市立図書館視聴覚室

星まつり記念講演会に来場した市民ら。ブラックホール撮影までの道のりについて話を聞いた=4日午後、市立図書館視聴覚室

講演する本間希樹氏

ブラックホール撮影 本間希樹教授が強調

 史上初めてブラックホールの撮影に成功した日欧米などの国際共同研究プロジェクトの日本チーム代表を務めた国立天文台教授で水沢VLBT観測所長の本間希樹(まれき)氏が4日、市立図書館視聴覚室で行われた星まつり記念講演会で「石垣島初、天の川経由、ブラックホール行き〜ブラックホール撮影までの道のり」と題して講演。「国際プロジェクトに日本が一定の貢献をしたのは、VERA石垣島局を含む国内4カ所の観測の蓄積があったらこそ」と強調した。

 本間氏は、銀河系の地図づくりを進めている2002年3月開局のVERA石垣島観測局の建設担当者として関わっており、「VERAで経験を積んだことが僕の原点になっている」と紹介。今回のブラックホール撮影に日本関係者が貢献した分野として▽観測運用▽装置開発▽画像解析手法の提案と画像解析|などを挙げた。

 今回の意義について「物理学的にはブラックホールの存在を視覚的に示し、天文学的には銀河の中心にある天体が巨大ブラックホールであることが確実になった」と説明、「100年にわたる疑問に終止符を打つ成果」と述べた。

 ブラックホールの画像は、従来の手法と日本と米国が提案した手法の解析の平均で得られたもので、本間氏は「3分の1はメードインジャパン」と胸を張った。

 会場には子どもたちを含む多くの天文ファンらが訪れた。本間氏は「好奇心を大事にして、好きなものを掘り下げて熱中してもらいたい」とエールを送った。

  • タグ: 星まつり記念講演会ブラックホール撮影本間希樹氏
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