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津波想定し合同訓練 中学生ら園児抱え避難

避難途中の保育園児らを抱き抱えて避難場へ駆け込む与那国中の生徒らと高台の避難場所へ向かう与小の児童ら=16日午前、町道

避難途中の保育園児らを抱き抱えて避難場へ駆け込む与那国中の生徒らと高台の避難場所へ向かう与小の児童ら=16日午前、町道

祖納地区200人参加

 【与那国】与那国小学校(宮里晋校長、児童79人)と同幼稚園、与那国中学校(寺村有美恵校長、生徒30人)、そない保育所は16日、地震、津波襲来に対する合同避難訓練を行った。教諭と合わせて約200人が参加し、安全な避難行動を確認した。町消防団員らも参加した。

 訓練を講評した東小浜功尚与那国町消防団長は「津波通達から14分の高台への避難は決して早いとはいえないが、しかし中学生男女が車で避難場所に向かう途中の保育園児を抱えて指定場所に駆け込んだのは良い」と行動を褒めた。

 与那国小学校の宮里校長は「5、6年生が幼稚園児の手をしっかり引いて駆け込んだ。おいしいもちーが生かされた」と避難時の押さない、しゃべらない、近寄らないなど六つのルールを話した。また「自然災害はいろいろ想定すること」と加えた。

 訓練は授業中や保育時に地震が発生し津波がくるとの想定。与那国小では1次避難で児童が机の下にもぐるなどした。

 幼稚園児は防災頭巾を被り初期の行動後、運動場へ集合した後、児童らに手を引かれ高台へ駆け込んだ。保育園児は避難の場合、職員間の申し合わせで連携を強化している。中学生らが保育園児を抱いたりして予想以上に早く行動でき、避難の遅れを取り戻した。

 2011年3月の東日本大震災の後、町内では集落ごとに避難訓練が行われている。(田頭政英通信員)

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