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市、こども園不整備の方針 石垣小敷地内

みやとり・みやまえの2幼稚園の今後について、話を聞く地域住民ら=6日夕、石垣小体育館

みやとり・みやまえの2幼稚園の今後について、話を聞く地域住民ら=6日夕、石垣小体育館

出席者ら再度、説明会求める

 石垣市こども未来局と石垣市教育委員会は6日夕、石垣小学校体育館で説明会を開き、同校の校舎新築に合わせて、敷地内に集約して認定こども園として整備する予定だったみやとり、みやまえの両幼稚園について、整備を行わない考えを明らかにした。出席者は約30人と少なく、周知不足を訴える声や、説明会の再開催を求める声が相次いだ。

 市こども未来局は、同校区内に認定こども園を整備した場合に懸念される事項として▽保育を必要とする児童は同校区内の既存施設で受け入れが可能で、公立・私立の両施設に定員割れが生じる可能性がある▽ことし10月から開始する幼児教育無償化にかかる公立施設の運営費の全額負担|を挙げた。

 私立に関しては国が2分の1、都道府県が4分の1、市町村が4分の1の負担で、認定こども園への移行に向けて取り組みを進めている私立保育園もあることを紹介。「保育を必要としない第1号認定の子も預かれるようになる。子どもの環境を変えることなく教育保育を受けられるようになる」と説明した。

 保育を必要としない第1号の受け入れ施設ができるまでは、みやまえ幼稚園での受け入れを実施する。敷地内に整備予定だった認定こども園の用地については「小学校校舎の高層化の低減を行い、小学校の学習環境を整える」とした。

 校区内に不足している放課後児童クラブについては、敷地内に新設して、小学校入学後の子育て支援を推進する計画。

■周知の仕方に疑問

 出席者からは「運動会を一緒にするなど幼稚園は小学校に上がる際の準備ができるメリットがある。なくさないでほしい」「決まったので納得してくださいということなら、なぜ私はここにいるのか。もう一度意見交換会を開いてほしい」「幼稚園がなくなるということが前もって分かれば、もっと多くの人が来たと思う。周知の仕方に疑問を感じる」など厳しい声が相次ぎ、説明会の再開催を求める声が上がった。

 同局の南風野哲彦局長は説明会は今回限りとした上で「市のホームページできょう説明したことを掲載して、文書で意見を受け付けたい。今後説明会を開くかどうか、それを踏まえて検討したい」と述べた。

 石垣小校舎の整備計画にも変更があることから、参加者から「もう一度検討委員会をしてもらいたい」「地域住民に説明してほしい」との声が上がり、市教委学務課の入嵩西覚課長は「検討委を再度することは考えていない。次年度の実施設計と並行しながら段階を踏んで説明会をしていきたい」と話した。

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