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八重山18年観光客 前年割れ

2018年11月までの石垣市の入域観光客数と消費推計額

2018年11月までの石垣市の入域観光客数と消費推計額

3年ぶり クルーズ寄港減影響
観光消費額は大幅増

 2018年に八重山を訪れた観光客は17年の138万6000人を下回る137万人前後にとどまり、15年以来、3年ぶりに前年割れとなる見通しだ。3市町によると、昨年11月末までの入域観光客は石垣港へのクルーズ船の寄港回数が減少した影響などで、約129万5000人を見込む。残る12月は仮に、単月過去最高を記録した16年の8万3000人とした場合でも、137万9000人台となる試算。一方、観光消費額は同月末で874億3000万円(石垣市)に上り、17年の850億1000万円から大幅増。年間900億円を初めて突破する勢いだ。

 2013年3月の新空港開港以来、堅調に成長してきた八重山観光だが、昨年は入域数を下支えしてきたクルーズ船の寄港回数が前年の132回(35万3597人)から107回に大幅減となったことが前年割れにつながった。

 昨年11月末現在で石垣市の入域観光客は、前年比1万3248人少ない128万3257人。このうち、クルーズ船など海路からの入域観光客は同比5万4856人減の28万6413人と落ち込んだ。

 一方、空路は4月から11月まで8カ月連続で前年を上回る好調ぶり。前年比4万1608人増の99万6844人となった。

 市が算出した観光消費額のうち、空路客が812億4000万円を占め、クルーズ客は61億9900万円だった。

 八重山ビジターズビューロー(YVB)は18年の入域観光客数の予測値を141万人に設定。これに観光業界は「2017年に過去最多を記録した138万人が今の限界値だろう」と漏らす。

 昨年の八重山観光の動きに石垣市観光交流協会の大松宏昭会長は「寄港が減ったクルーズ船の影響は大きいが、悲観的な見方はしていない。分析はこれからだが、消費額が向上している動きは量から質への転換につながっている。2020年に150万人を目指す誘客努力も必要だ」と気を引き締めた。

  • タグ: 入域観光客
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