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貨客船が故障で運休 ガソリンの供給制限も

運航再開が急がれる故障中のフェリーはてるま=7日午後、石垣港

運航再開が急がれる故障中のフェリーはてるま=7日午後、石垣港

波照間 先月28日から一週間以上

 ㈲安栄観光(森田安高代表取締役)が石垣—波照間で運航する貨客船「フェリーはてるま」が先月28日から、かじを駆動させる油圧モーターの故障で運休している。同観光が本土のメーカーから部品を取り寄せているが、到着は最短で今月13日となり、運航再開はモーター取り換え後で日程は未定。故障の影響で波照間島内では、給油所のガソリンが早ければ8日で底をつき、最盛期の波照間製糖㈱は製品を島外へ出荷できず操業停止の可能性も出ている。

 同島では、危険物の燃油、高圧ガスや製糖工場の製品をフェリーで輸送している。

 波照間石油販売所では、昨年12月28、29日のフェリーで年末年始分のガソリンや軽油を取り寄せる予定だったが、故障によりことし4日からガソリンの供給を制限。販売所の従業員は「新年早々から制限したくなかった。ガソリンはきょうか明日にも尽きてしまう。軽油や灯油も製糖工場の操業が6日から始まったので消費が増える。制限をかけないと厳しい」と声を落とす。

 製糖工場では、製品をストックヤードに保管し、フェリーの運航日に合わせて島外に出荷している。原料を製品化してもストックスペースがいっぱいなため、工場は旧製糖工場内への保管準備を進めている。工場の担当者は「旧工場で保管できる量が限られ、1週間でいっぱいになる。そうなると製品の保管がきかず操業をストップせざるを得ない」と不安を募らせる。

 金武清也公民館長は「農家も正月が明けてやる気を出している。操業停止で足止めを食らうようなことは避けたい」と運航の早期再開を求めた。

  • タグ: フェリーはてるま安栄観光
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