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八重山から2氏受章 秋の叙勲

2018年秋の叙勲を受章した新垣能一氏(右)と西島本進氏

2018年秋の叙勲を受章した新垣能一氏(右)と西島本進氏

新垣、西島本の両氏が瑞宝双光章

 政府は3日付で、2018年秋の叙勲受章者を発表した。八重山関係者では、瑞宝双光章に消防功労で元石垣市消防団長の新垣能一氏(70)=石垣市新栄町=と、教育功労で元公立小学校長の西島本進氏(86)=同平得=が選ばれた。沖縄県内で41人、国内外全体で4084人が受章。瑞宝双光章は921人が受けた。

 

 ■瑞宝双光章=新垣能一氏(70)消防功労―33年間、消防団活動に尽力

 1985年に石垣市消防団第3分団に入団し、2018年に団長として退任するまで、33年間、市内の消防活動や救助活動に貢献した。受章には「驚いた。まだ実感が湧かない」と、はにかんだ。

 1991年、平久保牧場で深夜に起きた火事へ出動したことを振り返り「夜通しの消火活動で大変だった」と語った。

 92年に分団長となり、2006年に団長に就任した。団員たちには「健康と家族を大事に」「火災現場へ急ぐ時も安全運転を心掛けて」と指導。市消防本部との連携を強めるため、駅伝大会を開くなど絆づくりに取り組んできた。消防団活動を通して島内外にできた多くの友人たちが何よりの財産。

 現在は登校見守りボランティアなどに精を出す日々。「消防団はなくてはならないもの。今後も体力づくりに励み、和を持って継続してほしい」と話した。

 

 ■瑞宝双光章=西島本進氏(86)教育功労―郡内小中教育に42年間尽力

 1932年波照間島生まれ。八重山農林高校を卒業後、西表小学校白浜分校の助教諭から42年間、郡内を中心に10校の小学校や、教育委員会で「子ども目線、子どもの気持ちになって考えること」を大切に、教育に携わった。

 現役時代の一番の思い出は、登野城小学校の教頭を務めた1981年、同校の百周年事業を取り仕切ったこと。「あの頃はコンピューターも使えないので、イベントの企画運営、連絡や日程調整などめまぐるしかった」と懐かしんだ。78年に黒島小で教頭に、86年に小浜小中学校で校長に昇任し、93年に登野城小校長で退職。96年に竹富町長選で当選し、1期4年間、務めた。

 受章の知らせには、「まさかと思った。地域の皆さんと共にした多くの苦楽が認められた結果だと思う。大変感激している」と感謝した。

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