八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

八重農、4回戦進出 全国高校野球沖縄大会

最終回、ベンチからチームメートが見守る中、試合を振り出しに戻す適時打を放つ鷹野蒼治郎=8日午後、沖縄セルラースタジアム那覇

最終回、ベンチからチームメートが見守る中、試合を振り出しに戻す適時打を放つ鷹野蒼治郎=8日午後、沖縄セルラースタジアム那覇

9回、5得点で首里下す

 【那覇】夏の甲子園出場を懸けた第100回全国高校野球選手権記念沖縄大会(県高等学校野球連盟、朝日新聞社主催)の3回戦8試合が8日、県内3球場で行われた。八重農は、沖縄セルラースタジアム那覇の第2試合で首里を、最終回の大逆転劇の末65で下し、4回戦進出を決めた。八重農は15日、コザしんきんスタジアムの第1試合で中部商業とベスト8進出をかけて戦う。八重高は、沖縄セルラースタジアム那覇の第1試合で第2シードの興南に1—3で敗れた。

 【那覇】初回表、八重農は先頭の石垣永恭が右越三塁打で出塁すると3番・鷹野蒼治郎がスクイズをきっちり決め、1点を先制。しかしその裏、首里に二塁打などで2点を奪われリードを許すと、四回と八回にも追加点を与えて15と引き離された。

 首里の継投を打ち崩せず八回までゼロ行進が続き15で迎えた最終回、監督の「奇跡を起こそう」の言葉に選手たちが応えた。

 8番の代打で打席に立った平田極が「来た球を振り抜いた」と真っすぐを中前にはじき返し反撃ののろしを上げると9番・仲野明日貴、石垣の安打と2番・宜間遥希の左中間を抜く二塁打で一挙3点を奪いかえし45と1点差に迫った。

 八回に自らの判断ミスで走本を許した鷹野は「自分のバットで必ず取り返す」と気持ちを込めて打席に立ち、この日初めてとなる安打で同点。試合を振り出しに戻した。八重農の打者一巡の猛攻に動揺した相手投手の暴投の隙にさらに1点を追加。土壇場で勝ち越しに成功した。

 3番手として四回途中からマウンドに立った嘉弥真は最終回、危なげない投球で1点を守り切り試合終了。激闘の末、4回戦進出を決めた。

 鷹野主将は「自分のミスで2点取られた時は、涙が出て弱気になったがチームメートの必死な姿を見て気持ちを切り替えることができた」と振り返った。

 砂川玄隆は「序盤は選手たちに緊張が見られたがまさかこんな展開になるとは。後半の打撃戦に持ち込み勝ち抜いた選手を誇りに思う」とたたえた。

 結果は次の通り。

 【3回戦】

八重農

100000005|6

200100020|5

首里

(農)仲野、石垣、嘉弥真|宮城

(首)比嘉、知念、金城恭、比嘉、赤嶺金城恒

▽三塁打=石垣(八)、比嘉、金城恒(以上首)

▽二塁打=仲野、宜間(以上八)、島袋、照屋(以上首)

  • タグ: 全国高校野球沖縄大会
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    関連するニュース

    ページ移動

    キーワード検索フォーム