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流ちょうにホーマムニ(大浜方言)

「大浜方言(ホーマムニ)発表会」に出場した皆さん。前列は入賞者。同左端は最優秀賞に輝いた3年生の前津寿也君=13日午後、大浜小体育館

「大浜方言(ホーマムニ)発表会」に出場した皆さん。前列は入賞者。同左端は最優秀賞に輝いた3年生の前津寿也君=13日午後、大浜小体育館

大浜小Pが初の発表会
前津君(3年)が最優秀賞

 地域の言葉や表現に関心を持つことで郷土を愛する心を育てようと大浜小学校PTA(前津伸弥会長)は13日午後、同校体育館で全児童341人を対象に「大浜方言(ホーマムニ)発表会」を初めて開き、2年から6年までの10人が堂々とホーマムニで「桃太郎」を発表した。その結果、3年生の前津寿也君(9)が最優秀賞に選ばれた。前津君は23日に地域で開かれる合同生年祝賀会でも発表する。

 大浜の方言に触れる機会をつくり、継承につなげようと同校PTAが企画。前津会長と大浜老人クラブ長寿会の前津栄昭会長、大浜公民館の長浜寛前館長が童話の桃太郎を大浜村版にしてホーマムニに訳した「大浜村ぬ桃太郎」を、昨年12月末に学校を通して全児童に配布。出場者は冬休み期間を中心に自宅で祖父母や両親らに聞きながら覚え、本番を迎えた。

 PTAの前津会長ら6人が審査員を務め、▽発声(声の大きさ)▽発音(中舌音など)▽加点(暗記や表現、伸びしろ)—の各10点の計30点満点で評価した。

 訳文が書かれた紙を持って舞台に上がる児童もいる中、最優秀賞の前津君は何も持たずに暗記したホーマムニを流ちょうに披露、会場を驚かせた。

 前津君は「一緒に住んでいる祖母が話す方言を聞いたことがあり、方言版の中にはなじみのある言葉もあった。今後も祖母と話して分からない言葉は調べて話せるようになりたい」と意欲を語った。

 前津会長(38)は「方言が失われつつあり、継承に向けてまずは触れることが大事。今後は浦島太郎などほかの昔話も取り入れながら方言に触れる機会を増やしていけたら」と述べた。

 最優秀賞以外の入賞者は次の通り。

 ▽優秀賞=前津乙絢(てぃあ、3年)、稲福真優(まゆう、6年)▽努力賞=関あすか(5年)、崎山康平(6年)

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