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市教委いじめ認知 小学1346件、中学22件(17年12月末現在)

2017年度石垣市のいじめ認知件数と解消件数(学年別、昨年12月末現在)

2017年度石垣市のいじめ認知件数と解消件数(学年別、昨年12月末現在)

市いじめ問題対策連絡協議会でいじめ問題について意見を交わす委員たち=7日午後、市教委

小学543件、中学で8件解消
年々、相談件数が増加

 石垣市教育委員会がまとめた2017年度のいじめ認知件数は昨年12月末現在、小学校で1346件、中学校で22件あり、このうち小学校で543件、中学校で8件が解消されたことが分かった。7日午後、市教委で開かれた第1回石垣市いじめ問題対策連絡協議会で報告された。

 市教委によると、16年度は認知件数が小学校741件、中学校15件。解消件数は小学校432件、中学校が12件。学年別認知件数では小学2年が317件と最も高く、同1年が265件、同5年が247件と続く。

 市教委学校教育課の前泊康史指導主事は昨年度と比べて認知件数が大幅に増加していることについて「どんなにささいなことでも傷ついていやだと感じたケースなども入っている」と、以前に比べていじめがより広義に定義されていることを強調。

 いじめ問題防止に向けて周知していることとして▽いじめが起きにくい、許さない環境づくり▽早期発見、初期対応など対処方法の共通実践▽特定の教職員で抱え込まず、学校が組織的に対応—などを挙げた。

 会議ではいじめ問題について委員が意見を交わし、石垣人権擁護委員協議会委員の小浜美佐子氏は教師や保護者にも相談できない子どもの悩みを把握するために法務省が各学校に配布している「子どもの人権SOSミニレター」で、年々相談件数が増えてきている実態を紹介。「8割がいじめ。相談できる場所をつくってあげることが重要」と述べた。

 いじめを把握するアンケートの設問や内容が現在は各校で一様でないことについては「要因を分類しやすい設問にして市で統一した方がいいのでは」との指摘があり、同課は各校を調査して統一化を検討する考えを示した。

 冒頭、会長と副会長の選出があり、会長に市教委教育部長の宮良長克氏、副会長に市青少年健全育成協議会副会長の砂川長紀氏が選ばれた。任期は前任者の残任期間のことし9月30日まで。

 会長、副会長以外の委員は次の通り。

 桃原修、石垣幸子、大道夏代、相良常氏、小浜美佐子、船田拓、屋嘉宗浩、城所望、入嵩西義晴、砂川栄秀、伊盛加寿美、平良秀之

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