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石垣市 特産品、香港へ直接輸送

石垣空港から初めて海外に特産品を輸出する「香港フードフェスティバル」に向けて、説明会に参加した事業者=11日午後、大浜信泉記念館

石垣空港から初めて海外に特産品を輸出する「香港フードフェスティバル」に向けて、説明会に参加した事業者=11日午後、大浜信泉記念館

12月開催のフェス出展 エクスプレス機を確保

 石垣島の特産品を香港に直接輸出して海外販路の新規開拓を目指している石垣市は、市独自による海外戦略の立案に位置づけている12月開催の「香港フードフェスティバル」で、市内から出展する事業者の商品輸出で現在運航している香港エクスプレス機の貨物室を確保した。これにより、那覇空港を経由しないで海外への直接輸送が初めて可能となった。

 市はことし4月に南ぬ島石垣空港が海外への輸出が可能な税関空港に指定されたことを受け、フェスへの出展を手始めに市内の小売り、飲食、食品業者の商品や原料を軸とした持続可能なプロモーションを展開。石垣—香港間の輸送時間やコストなどを那覇空港と比較しながら将来的な輸出量の確保を狙う。

 フェスの出展に向けて市商工振興課は11日午後、大浜信泉記念館で説明会を開き、海外展開を狙う32社が参加した。

 出展事業を受託する㈱ノイズ・バリュー社によると、フェス出展業者は20社。輸出商品の選定後、多言語化などによる商品紹介ツールを作成。同社が現地の消費ニーズを把握しながらリサーチによる売価調整を経て出展する。

 空港に必要な保全施設の整備は既存施設を利用する方針で通関や国際貨物の輸出体制を整える。

 同社担当者は「香港の消費者は健康志向で新商品への興味が高い。フェスを契機に香港の消費ニーズを把握して商品改善につなげられる機会」と期待した。

 同課の平良守弘課長は「フェスへの出展は税関空港の可能性と地元事業者によるビジネスモデルの構築を検証する機会。輸出展開を確立したい」と述べた。

  • タグ: 特産品香港
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