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マイスター育成講座が開講 星空ガイド

星空観光の拡大に期待が高まる中、石垣島・美ら星マイスター育成講座を受講する人たち=1日夜、大浜信泉記念館

星空観光の拡大に期待が高まる中、石垣島・美ら星マイスター育成講座を受講する人たち=1日夜、大浜信泉記念館

星に関する文化などを紹介

 石垣島を含む八重山の星空や星に関する文化などを地元や観光客に紹介する石垣市観光交流協会(高嶺良晴会長)公認の星空ガイド「石垣島・美ら星マイスター育成講座」が1日夜、大浜信泉記念館で始まり、32人が参加した。2015年のスタートから3年目。過去2年間で21人がマイスターに認定されている。郡内では石垣市と竹富町が共同で国内初の星空保護区認定を目指しているほか、星空で誘客する星空ビジネスの動きも活発化していることから、講座の人気が高まっている。

 講座は10月25日まで5回の日程で実施。11月16日に最終の認定試験に合格するとマイスターに認定される。ことしの講師は星空ツーリズム㈱の上野貴弘代表取締役が務め、受講者は星空の基礎知識や光害、星空保護区などについて理解を深める。

 今回から認定後の星空ガイド活動を見据えて屋外での実践講習を行い、受講生が実際に星空を案内することで商業的な要素も取り入れている。

 講座開始から3年を迎え、参加者の意識にも変化が出ており、これまでは個人的な趣味の範囲で参加する人が多かったが、星空を観光資源と捉える宿泊業やツアー業など事業所関係者が大幅に増加。中でも観光客に人気の高いナイトクルーズを行うダイビング業者に受講ニーズが高まり、ガイド認定による付加価値で競合他社との差別化を図ろうという動きがある。

 講座に初めて参加したダイビング業の男性は「国内外から観光客が増加してダイビング業者も増えた。他社との競合で新たな商品のナイトクルージングも増え、その差別化には星空ガイドの認定が必要」と話す。

 国内外の観光客を対象に島内を自転車で周遊するツアーを行う男性は「ナイト自転車ツアーの商品化に向け、ガイド認定を取得したい。観光商品ニーズはある」と意気込んだ。

 市観光交流協会は星空ビジネスの確立に向け、美ら星マイスター養成講座の受講生を対象とした星空ガイドのプロを目指す実践講座をことし3月に行っており、星空ガイドの職業化や星空に関連した起業促進を狙っている。

 高嶺会長は「ガイド認定者が商売に結びつけることが重要。石垣、八重山の観光を拡大させるために次のステップを模索したい」と話し、講師の上野代表は「星空ビジネスの活性化は街おこしにもつながる。多くの星空観光商品が生み出せれば八重山観光の可能性はさらに広がる」と期待する。

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