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消防車両の進行妨げ 公道に商品棚

店舗外に商品などが並び、消防ポンプ車の進行に支障をきたしたユーグレナモール=9日午後

店舗外に商品などが並び、消防ポンプ車の進行に支障をきたしたユーグレナモール=9日午後

ユーグレナモール ルールの順守呼び掛け

 石垣市消防本部は9日午後、石垣市大川のユーグレナモール南側市道(通称・中央通り)で消防車両の通行確認を行った。モール内で消防ポンプ車を低速走行させ、商品棚の陳列などで車両の進行を妨げる店舗に対して消防職員が指導した。一方、店側は禁止行為だと認識しつつも「商品を店外に陳列するとしないとでは、入客や売り上げに大きな差が出る」と困惑。同モールでは、2014年4月にモール内の民宿が全焼する火災が発生し、消防ポンプ車が現場に近づけず、消火活動に支障をきたしたことがある。

 消防は、全長約125㍍、幅員約6㍍の中央通りでポンプ車を西から東へ走行。

 突然現れた消防ポンプ車に、通りに立ち並ぶ店舗は表に出していた商品や置き看板、のぼり旗を急いで店内へ移動させた。なかには、店舗前の路上を商品で約2㍍以上ふさぐ業者もあった。

 消防法によると、消防はこうした違反行為に対し、消防活動の障害除去のため、必要な措置命令を下すことができる。道路法などにも抵触するという。

 新城剛消防署長は「市民や観光客が安全に避難し、消防活動が円滑に行えるよう、商店街の方にはルールを守ってほしい」と注意を呼び掛けた。

 昔から取り締まる側と、店側でいたちごっことなっている問題に、通り内の男性店員は「緊急時、商品が邪魔になるのは申し訳ないと思っている」と前置きし「先月も査察が入り、店舗前に商品を出さずにいたら、お客が入らず店の売り上げが半分になった。ユーグレナモールは市の観光名所の一つ。誘客手段として、商品を表に出さざるを得ない」と、やりきれない思いを吐露した。

  • タグ: ユーグレナモール消防車両
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