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竹富町が産学官協定締結 元気なふるさとづくり推進

包括的な連携に関する協定を交わした西大舛町長、大城学長、花城理事長、上勢頭会長(左から順)

包括的な連携に関する協定を交わした西大舛町長、大城学長、花城理事長、上勢頭会長(左から順)

琉球大学、沖縄美ら島財団、竹富町商工会と連携

 竹富町は10日、「日本最南端の大自然と文化の町 竹富町」づくりの推進を目的に、琉球大学(大城肇学長)、沖縄美ら島財団(花城良廣理事長)、竹富町商工会(上勢頭保会長)の4者で、包括的な連携に関する協定を締結した。同町が産学官包括連携協定を結ぶのは初めて。期間は2018(平成30)年3月31日まで。西大舛髙旬町長は同協定を「地域資源を活用し、広域的、そして効果的に特色あるまちづくりを実現するために確かな一歩を踏み出す大きな機会」とし、4者の密接な連携協力を通して、創造性のあるまちづくりと地域産業の振興、学術研究の発展、島内の人材育成を目指す。

 同協定は最終的な目標を「元気なふるさとづくり」とし、▽情報化社会の構築▽自然・生活環境の保全および防災対策の推進▽地域伝統文化の継承と発信▽島しょ地域における物産・観光の経済的波及効果を高める研究—など10項目の連携協力を交わすもの。

 今回の協定締結を機に、ことし9月から、琉大工学部の学生らによる白浜小学校(重信知雅子校長)への出前講座の実施、町が現在、策定中の第2次海洋基本計画に海洋生物に関する調査研究の活用などを予定する。

 町は2004(平成16)年から琉大と連携協定を、町商工会とは事業連携を結んでいる。まちづくりのより強力な推進を目的とする4者間の連携協定に、鳩間島出身の大城学長、花城理事長が賛同、実現した。

 10日午後、石垣市商工会議所大ホールで締結式が行われ、西大舛町長が町出身者のUターン率が2割に留まっている現状や持続可能な振興策の創出を課題に挙げ、「誰もが安全安心に幸せに暮らせるふるさとづくりに組織的に取り組んできたい」とあいさつ。

 大城学長は「県内唯一の総合大学として、大学が持つさまざまな教育研究の成果を竹富町へ還元しなければならない」と話し、花城理事長は「沖縄美ら島財団総合研究センター西表支所を設け、西表島を拠点に動植物や海洋植物、サメ類など研究することで、まちづくりの展開を加速していきたい」と述べた。

 上勢頭会長は「島しょ地域からのグローバルに戦える企業の創出、真の地域ブランド創出の第一歩になれば」と期待を寄せた。

  • タグ: 竹富町産学官包括連携協定
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